ボルボ、バッテリEV「C40 Recharge」にシングルモーターのエントリーモデル登場 価格は599万円

ツインモーターモデルも一部仕様変更を実施

　ボルボ・カー・ジャパンは、EV（電気自動車）の「C40 Recharge」のラインアップに、シングルモーターの前輪駆動モデル「C40 Recharge Plus Single Motor」を追加するとともに、一部仕様を変更して4月21日よりオンラインストアで発売する。価格は599万円。なお、今回発表した仕様のデリバリーは2022年秋の予定。

　C40 Rechargeは、2021年11月にボルボが初めて日本国内で販売したBEVで、クーペとSUVが融合したスタイリッシュなクロスオーバーデザインや、完全なレザー（本革）フリーインテリア、リサイクル素材を積極的に採用していることなどが特徴。日本導入を記念した100台限定のサブスクリプションキャンペーンでは、販売予定台数の約6倍の申し込みを獲得したという。

　今回の仕様変更は、幅広いユーザーの要望に応えるもので、前輪駆動のシングルモーターモデル「C40 Recharge Plus Single Motor」をラインアップに追加。容量69kWの駆動用リチウムイオンバッテリによって前輪に設置されたモーターを駆動し、EV走行距離は欧州WLTPモードで434kmを達成している。

　また、AWD（全輪駆動）のツインモーターモデルは、モデル名が「C40 Recharge Ultimate Twin Motor」へと変更され、従来標準装備としていたピクセルLEDヘッドライトがオプション装備となり価格は699万円に変更された。ツインモーターモデルには、新たにオレフォス製クリスタルシフトノブが装着される「テイラード・ウールブレンド・シート」の内装仕様がオプションに追加設定されている。

　さらに、C40 Recharge全車のルーフピラーおよびルーフスポイラーがボディ同色にされるとともに、ボディカラーに新たに「オニキスブラックメタリック」が追加された。

C40 Rechargeのインテリア

オレフォス製クリスタルシフトノブ

テイラード・ウールブレンド・シート