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ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの開発責任者も集まる名古屋モーターサイクルショー

2022年4月8日~10日 開催

写真は油冷エンジンを搭載するスズキ「ジクサーSF250」

「第1回名古屋モーターサイクルショー」が4月8日~10日の3日間、愛知県常滑市セントレアのAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されている。

 中部地区で初開催となるモーターサイクルショーに、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国内4メーカーも協力。開催2日目、4月9日10時30分からは、高校生向けものづくり講座「バイク開発最前線の苦労と楽しさを語る」といった企画も用意されている。

 同講座には、ホンダ「CBR1000 RR-R」(2020年)開発責任者を務めた本田技研工業 二輪・パワープロダクツ事業本部 ものづくり統括部 完成車開発部エグゼクティブチーフエンジニアの石川譲氏、ヤマハ「MT-10」(2016年)プロジェクトリーダーを務めたヤマハ発動機 PF車両ユニット PF車両開発統括部 SV開発部長 森秀市氏、スズキ「ジクサー」を担当したスズキ 二輪事業本部 二輪技術部グループ長 田中強氏、カワサキ「Vulcan S」(2015年)プロジェクトリーダーを努めたカワサキモータース 技術本部 第二設計部長 真野芳文氏の登壇が予定されており、愛知県下の工業高校生を対象に、開発の苦労や面白さ、バイクの楽しさを語りつくすものづくり講座が開講される(同講座は公開講座で、誰でも観覧可能)。

ホンダブース
ヤマハブース
スズキブース
カワサキブース

 開催日初日となった4月8日の会場の様子は、平日の金曜日にもかかわらず来場者は多い印象。14時から開催されたステージイベントも用意された席が埋まるほどにぎやかな印象だった。

 会場となる愛知県国際展示場へは、名鉄名古屋から最寄り駅の名鉄中部国際空港駅にミュースカイ特急で最速28分。余裕をみた時間で、電車とクルマでの移動で約1時間。なお、会場につながる中部国際空港連絡道路(セントレアライン)は有料道路となり、軽車両・原動機付自転車(125cc以下)は通行ができないので、イオンモール常滑に125㏄以下の専用駐車場が設けられ、無料のシャトルバスが運行されている。

愛知県国際展示場
広大な試乗スペースが用意される