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スバル、北米向け「アウトバック」に広角単眼カメラを新採用 アイサイトの認識能力を強化
2022年4月14日 18:16
- 2022年4月13日 発表
改良を受けた北米向けアウトバックは、2022年秋に米国で販売開始予定
スバルは4月13日、米国で生産する北米向け「アウトバック」の改良に合わせ、一部グレードにアイサイトの認識能力を強化する広角単眼カメラを新たに採用したと発表した。
安全機能のほかに、インフォテインメント機能などを改良したアウトバックは、2023年モデルとして2022年秋に米国での販売開始を予定している。
新採用の広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わるもう1つの目として機能するもので、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できることが特徴。単眼カメラの採用により、歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の横断自転車や歩行者との衝突回避や、万が一衝突してしまった場合の被害軽減に貢献するとしている。
北米向けの改良型アウトバックでは、ステレオカメラも2020年に日本で販売を開始したレヴォーグでの初採用以降、搭載車種を順次拡大している新型のステレオカメラを採用。新型ステレオカメラは、従来型に対して画角を大幅に広角化したことが特徴で、画像認識ソフト、制御ソフトの改良と組み合わせることで、より幅広いシチュエーションで運転支援を実現する。また、アイサイトによるブレーキ作動時の応答性を向上させる電動ブレーキブースターもあわせて採用し、対応力を高めた。