日産、新型「フェアレディZ」で6月のスーパー耐久 富士24時間レース（ST-Qクラス）にテスト参戦

新型「Z」でスーパー耐久 富士24時間レースにテスト参戦

　日産自動車とNMC（日産モータースポーツ＆カスタマイズ）は4月28日、6月4日～5日に富士スピードウェイで開催される「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」に新型「Z」（日本名：フェアレディZ）をベースとしたレースカーでテスト参戦すると発表した。

　スーパー耐久シリーズの第2戦として開催される富士24時間レースは、改造範囲によってクラス分けされた多種多様な車両がエントリーして、24時間にわたって車両の性能を競いあうレース。

　今回、日産/NISMOは新型Zのさまざまなモータースポーツカテゴリーでの活用の可能性を探り、実戦データを得るためにNISMOから1台エントリー。これに加えて、「フェアレディZ」での同シリーズ（ST-3クラス）への参戦経験が豊富なMax Racingを加えた2台でST-Qクラス（他のクラスに該当しない、スーパー耐久機構が認めた開発車両が参戦するクラス）にテスト参戦する。

　今回の発表に合わせ、「24時間というタフなレースを通じてクルマを鍛え、Zにふさわしい、ワクワクするレースカーの開発を目指します。詳細は後日発表します」とアナウンスしている。

チーム体制