三菱自動車、新型軽EV「eK クロス EV」が先行注文開始後1か月で約3400台受注 月販目標の4倍

eKクロス EVが先行注文を開始した5月20日から約1か月で約3400台（6月12日時点）を受注

　三菱自動車工業は6月13日、軽自動車タイプのBEV（バッテリ電気自動車）「eKクロス EV」について、先行注文を開始した5月20日から約1か月で月販売目標台数850台の4倍となる約3400台（6月12日時点）を受注したと発表した。eKクロス EVの正式発売は6月16日からとなっており、全国の正規ディーラーおよび楽天市場店で販売される。

　eK クロス EVは7インチカラー液晶メーターやイノベーティブペダル オペレーションモードを備えた標準グレードの「G」、それらに加えてSOSコールや9インチスマートフォン連携ナビゲーション、LEDフロントフォグランプ、15インチアルミホイールなどを標準装備した上級グレードの「P」をラインアップし、価格は前者が239万8000円、後者が293万2600円。令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」および令和4年度「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となり、55万円の補助金を受けた場合の実質的な購入額は184万8000円からとなる。

　購入者からは「補助金の活用によるガソリン車と遜色ないお求めになりやすい実質購入金額」「日常使いに十分な航続距離と自宅で充電できる手軽さ」「SUVテイストのアクティブな外観デザインや、軽自動車とは思えない広々とした快適な室内空間」といった点が好評を得ており、特に自治体独自の補助金制度を設けている地域に住むユーザーや、家族で複数のクルマを所有するユーザーを中心に注文があるという。

　注文者のグレード別構成比を見ると57％が上級グレード「P」を選択。メーカーオプションの装着率については、「P」グレードでは86％が運転支援機能「マイパイロット パーキング」や「マイパイロット」を含むパッケージメーカーオプション「先進安全快適パッケージ」を装着し、これに「プレミアムインテリアパッケージ」（29％）、「ルーフレール」（23％）が続いた。また、「G」グレードでは63％が「寒冷地パッケージ」を選択し、これに「先進安全パッケージ」（29％）、「アクティブパッケージ」（10％）が続いている。

　主要ボディカラー構成比では、1位が「ナチュラルアイボリーメタリック」（18％）となり、以下「ホワイトパール/ブラックマイカ」（16％）、「ミストブルーパール/カッパーメタリック」「ミストブルーパール」（それぞれ12％）という順になっている。

グレード別構成比

P：57％
G：43％

主要メーカーオプション装着率

P：先進安全快適パッケージ（装着率86％）
P：プレミアムインテリアパッケージ（装着率29％）
P：ルーフレール（装着率23％）
G：寒冷地パッケージ（装着率63％）
G：先進安全パッケージ（装着率29％）
G：アクティブパッケージ（装着率10％）

主要ボディカラー構成比

ナチュラルアイボリーメタリック：18％
ホワイトパール/ブラックマイカ：16％
ミストブルーパール/カッパーメタリック：12％
ミストブルーパール：12％