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ダンロップ、中国で市販用EVタイヤ「e.スポーツマックス」発表

2022年7月5日(現地時間) 発表

ダンロップが中国で発表した市販用EVタイヤ「e.SPORT MAXX(イースポーツマックス)」

 ダンロップ(住友ゴム工業)は7月5日(現地時間)、中国で同社初の市販用EV(電気自動車)タイヤ「e.SPORT MAXX(イースポーツマックス)」の発表会をオンライン開催した。

 e.スポーツマックスは、同社史上最高レベルの 低燃費(電費)性能を実現するとともに 乗り心地のよさも高めた製品として、次世代の変性ポリマーを採用し、微粒子シリカを組み合せることで、走行中のエネルギー損失を抑え、転がり抵抗の低減とウエット性能を両立させた。また、人とクルマが一体化する「静かな世界」を実現するために、ノイズを低減するトレッドパターン設計を採用、さらに世界初の技術「サイレントコア 特殊吸音スポンジ」を搭載した。

 サイドウォールには、光反射を抑える独自の黒色デザイン技術「Nano Black(ナノブラック)」を採用することで、マーキングの視認性を高め、かつ高級感のあるデザインを追求。また、より高い環境保護の目標を達成するために、グリーン電力のみを使用して生産され、タイヤの軽量化により電費性能と環境保護の両面に寄与するとしている。

 住友ゴムでは、FALKEN(ファルケン)ブランドから発表している、欧州市場で2023年販売予定のEVタイヤ「e.ZIEX(e.イージークス)」に続いて、ダンロップブランドのEVタイヤ「e.スポーツマックス」を中国で発表、世界のEV向けタイヤマーケットへ挑戦する姿勢をあらためて示した。