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アルピーヌ、限定モデル「A110 ツール・ド・コルス 75」日本導入 記憶に残るラリーマシンの精神を受け継ぐモデル

2022年7月12日 発表

アルピーヌは、限定モデル「A110 ツール・ド・コルス 75」日本導入を発表した

アルピーヌ/ルノーのモータースポーツにとって重要なカラーリングを採用

 アルピーヌ・ジャポンは7月12日、新型アルピーヌの限定モデル「A110 ツール・ド・コルス 75」日本導入を発表した。導入時期など詳細については近日中に改めて発表するとしている。

 限定モデル「A110 ツール・ド・コルス 75」は、1975年にフランスのコルシカ島で開催された世界的なラリー大会「ツール・ド・コルス」にて、黄色を基調とした印象的なカラーリングをまとった先代のA110が、パワーで勝り先行するライバルに対して、軽量なボディと優れたハンドリングを武器に2位を獲得し、ハイパワー車をギリギリまで追い詰めたことから「記憶に残る」ラリーとして今でも語り継がれ、その精神を受け継ぐモデルとして誕生。

 また、この黄色を基調としたカラーリングは、ル・マンで優勝した「A442B」や最初のF1マシン「RS01」に引き継がれるなど、アルピーヌ/ルノーのモータースポーツにとって非常に重要なカラーになっている。

 なお、1956年にコルシカ島で初開催されたツール・ド・コルスは、「1万のコーナーを持つラリー」と言われるほど延々とコーナーが続くコースが特徴で、先代A110は1968年、1970年、1972年、1973年の計4回優勝した実績をもつ。

フランスの地中海に浮かぶコルシカ島は、「美の島Ile de Beauté」と呼ばれる美しい風景と、世界的なラリー「ツール・ド・コルス」の開催地として有名