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アルピーヌ、創業者生誕100周年記念限定車「A110 GT ジャン・レデレ」 10台限定で受注開始

2022年7月14日 受注開始

1064万円

アルピーヌ「A110 GT ジャン・レデレ」

 アルピーヌ・ジャポンは7月14日、アルピーヌ創業者であるジャン・レデレ氏の生誕100周年を記念した限定車「A110 GT ジャン・レデレ」の受注を開始した。価格は1064万円で販売台数は10台限定。ステアリング位置は右/左を用意する。

 申し込みは、アルピーヌ正規販売店で7月14日~24日に受け付けているほか、アルピーヌ・ジャポン オフィシャルWebサイト内の専用ページでも7月14日~24日23時59分の期間に受け付けており、申し込みが販売台数を超えた場合は抽選となる。また、申し込みが販売台数に達しない場合は7月25日から(Webサイトでは13時から)通常の購入申し込みが行なわれる。

ボディサイズは4205×1800×1250mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2420mm。最高出力221kW(300PS)/6300rpm、最大トルク340Nm(34.6kgfm)/2400rpmを発生する直列4気筒DOHC 1.8リッター直噴ターボエンジンを搭載。トランスミッションには7速DCTを組み合わせ、後輪を駆動する

 今回の限定車は「A110 GT」をベースとして、創業者の優雅な雰囲気と細部へのこだわりが感じられるとともに、アルピーヌのDNAである軽さと敏捷性を併せ持つというモデル。最初のアルピーヌと同様に、ディエップのジャン・レデレ工場で設計され、組み立てられている。

 外観はグランプリホイールとシルバーキャリパーの組み合わせで躍動感を付与したほか、ボディカラーには光沢のあるブラックルーフとグリ モンテベッロの伝統的なボディカラーの組み合わせを採用。このボディカラーはジャン・レデレ氏の好みであっただけでなく、1963年1月に発売されたグランドツーリングの精神を宿した最初のアルピーヌと同じカラーでもあるとのこと。

 内装は、グレーステッチが施されたSabelt製の快適なバケットシート、同じグレーステッチが施されたダッシュボードとセンターコンソール、そしてグレーステッチに加え12時の位置にグレーでセンターラインが刺繍されたステアリングホイールによって、洗練された雰囲気に仕上げられている。

 なお、A110 GT ジャン・レデレの購入者には、成約記念としてNEGRONI製専用ドライビングシューズがプレゼントされる。

ネグローニ製専用ドライビングシューズが成約記念としてプレゼントされる

 アルピーヌの創業者となるジャン・レデレ氏は、1922年5月17日にディエップで生誕。優秀な成績でビジネススクールを卒業したレデレ氏は、当時フランスで最年少となる24歳で父親が経営していたルノーディーラーを引き継ぎ、ルノー車でレースに出場。さらなるスピードを求めてルノー車を改造し、軽量でパワフルなクルマを独自に作り始めたことが、アルピーヌの始まりとなった。

ジャン・レデレ氏

アルピーヌ A110 GT ジャン・レデレ主要装備
・専用2トーンボディカラー/グリ モンテベッロ M(ボディ)+ノワール プロフォン M(ルーフ)
・GRAND PRIX18インチアロイホイール(ブラック)
・キャリパーカラー:ライトグレー
・リアLEDランプ(クリアタイプ)
・Sabelt製スポーツシート(ブラックレザー)
・グレーステッチインテリア
・マイクロファイバーステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール
・助手席アルミフットレスト
・リア小物入れ/リアネットポケット
・限定車専用シリアルプレート
・専用フロアマット

限定車ジャン・レデレ専用シリアルプレート