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アルピーヌ、20台限定車「A110 ツール・ド・コルス 75」受注開始 1975年の伝説のラリーを戦ったマシンをイメージ

2022年7月14日 受注開始

1064万円

アルピーヌ「A110 ツール・ド・コルス75」

 アルピーヌ・ジャポンは7月14日、1975年のラリー「ツール・ド・コルス」を戦った先代アルピーヌ A110の精神を受け継ぐ黄色を基調としたカラーの限定車「A110 ツール・ド・コルス75」の受注を開始した。価格は1064万円で販売台数は20台限定。ステアリング位置は右/左を用意する。

 受注申し込みは、アルピーヌ正規販売店で7月14日~24日に受け付けているほか、アルピーヌ・ジャポン オフィシャルWebサイト内の専用ページでも7月14日~24日23時59分の期間で受け付けており、申し込みが販売台数を超えた場合は抽選となる。また、申し込みが販売台数に達しない場合は7月25日から(Webサイトでは13時から)通常の購入申し込みが行なわれる。

A110 ツール・ド・コルス75

 今回の限定車は、ジョン トゥルヌソルとノワール プロフォン Mの専用2トーンカラー、専用デカール、ブリリアントホワイトのグランプリ・ホイールなど、1975年のラリー ツール・ド・コルスを戦った先代アルピーヌ A110をイメージさせるカラーリングが施されたモデル。

 専用ロゴ入りSabelt製モノコックバケットシートを装備するほか、俊敏性と快適性をバランスさせ正確なハンドリングをもたらすアルピーヌシャシーに、最高出力300PSのハイパワーエンジンを組み合わせることで、ワインディングをどこまでも走り続けたくなる軽快で力強いドライビングが楽しめるという。

ボディカラーのほか、ブリリアントホワイトのグランプリ・ホイールやデカールなど、先代のアルピーヌ A110をイメージしたカラーリングを採用
ロゴ入りのSabelt製モノコックバケットシートやシリアルプレートが装備される

 なお、A110 GT ツール・ド・コルス 75の購入者には、成約記念としてNEGRONI製専用ドライビングシューズがプレゼントされる。

ネグローニ製専用ドライビングシューズが成約記念としてプレゼントされる

 美しい風景で有名な地中海に浮かぶフランスのコルシカ島は「美の島“Ile de Beauté”」と呼ばれるとともに、世界的なラリーの開催地としても知られており、1956年にコルシカ島で初開催されたラリーのツール・ド・コルスは、「1万のコーナーを持つラリー」と言われるほど延々とコーナーが続くコースを特徴とする伝統あるラリーイベント。

 先代アルピーヌ A110は、このラリーで1968年、1970年、1972年、1973年と4回の優勝を遂げている。1975年のツール・ド・コルスで先代アルピーヌ A110は黄色を基調とした印象的なカラーリングをまとい、先行するライバルに対して軽量なボディと優れたハンドリングを武器に驚異的な追い上げを見せ、優勝まであと一歩というところまで迫ったものの、結果は2位とわずかに及ばなかった。大パワー車をギリギリまで追い詰めたこの戦いは、“記憶に残る”ラリーとして今でも語られているとのこと。

 この時の黄色を基調としたカラーリングは、ル・マンで優勝した「A442B」や最初のF1マシン「RS01」に引き継がれ、アルピーヌ/ルノーのモータースポーツ史上非常に重要なカラーとなっている。

先代アルピーヌ A110

アルピーヌ A110 ツール・ド・コルス 75主要装備
・専用2トーンボディカラー/ジョン トゥルヌソル(ボディ)+ノワール プロフォン M(ルーフ)
・ツール・ド・コルス 75専用デカール(フロント、サイド、リア、フロントフェンダー)
・GRAND PRIX18インチアロイホイール(ブリリアントホワイト)
・キャリパーカラー:オレンジ
・フルLEDヘッドランプ(ブラックインサート)
・専用ロゴ入りSabelt製軽量モノコックバケットシート
・シートスライド、ハーネスアダプター
・グレーステッチインテリア
・マイクロファイバーステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール
・限定車専用シリアルプレート
・専用フロアマット