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ホンダ、従業員チームが「シビック TYPE R」でS耐へ挑む意義を語るコラム公開

2022年7月15日 公開

ホンダの従業員チームが「シビック TYPE R」でS耐へ挑む意義を語るコラムを公開した

 本田技研工業は7月15日、「ホンダの“これから”が分かるホンダ ストーリーズ」と題して展開しているオウンドメディアに、新たなコンテンツとしてS耐(スーパー耐久レース)へ挑戦しているチーム員へのインタビューコラム「なぜ従業員自らが過酷なレースに挑むのか」を公開した。

 ホンダとホンダの子会社で技術開発などを担当している本田技術研究所の社員有志によるレースプロジェクト「HONDA R&D Challenge」の活動は、Car Watchでも執筆してもらっているモータージャーナリストの藤島知子氏もプロジェクトに参画していることもあり、2021年3月から何度かお伝えしてきた。

 今回のホンダ ストーリーズでは、去る6月4日~5日に富士スピードウェイで開催された「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」の決勝レースの最中に、ドライバーを務めるシビック TYPE R開発主任 柿沼秀樹氏にインタビューを実施した内容。

ドライバーを務めるシビック TYPE R開発主任 柿沼秀樹氏がインタビューに答えている

 なぜクルマづくりに携わる従業員自らがレースに挑むのか? 解散の危機が訪れたHONDA R&D Challengeがどのように復活したのか? 柿沼氏が関わってきたホンダのTYPE Rとは? 今度のTYPE Rの姿とは? などを語っている。

 また、1965年に設立されて60年近い歴史を誇るという、もう1つのホンダ従業員チーム「TEAM YAMATO」から、チーム部長を務め「S660」の開発責任者である椋本陵氏も登場し、モータースポーツ活動を続ける意義などを語ってくれている。

もう1つのホンダ従業員チーム「TEAM YAMATO」は旧型「フィット(FIT)」改造したレーシングカーで参戦している
S660の開発責任者である椋本陵氏は、「TEAM YAMATO」のチーム部長を務めているという

 おな、ホンダウエルカムプラザ青山(東京都港区)では、7月21日11時~12時に世界同時配信される新型「シビック TYPE R」ワールドプレミアのパブリックビューイングが開催され、ゲストパネラーとして、新型シビック TYPE Rの開発責任者である柿沼秀樹氏、鈴鹿サーキットでのタイムアタックに挑んだレーシングドライバー伊沢拓也選手を迎え、新型シビックTYPE Rの開発秘話や、鈴鹿サーキットでのタイムアタックについてなど、トークショーが実施される。