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ミシュラン、SUV向けオールシーズンタイヤ「クロスクライメート2 SUV」 さまざまな路面でのブレーキ性能を向上
2022年7月20日 06:15
- 2022年8月8日 順次発売
- オープンプライス
「雪も走れる夏タイヤ」のSUV向け製品が進化
日本ミシュランタイヤは、全天候型タイヤ「クロスクライメート2(CROSSCLIMATE 2)」シリーズにSUV用となる「クロスクライメート2 SUV」を追加し、8月8日より順次発売する。サイズは17インチ~20インチの計30サイズで、価格はオープンプライス。
クロスクライメート2 SUVは、夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ&ウェット時のブレーキング性能を高い水準で満たしつつ、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤ「クロスクライメート2」のSUV向け製品。
さらなる性能向上が図られ、従来品と比較して、雪上でのブレーキング性能が7%向上、ウェット路面でのブレーキング性能が6%向上、ドライ路面でのブレーキング性能が5%向上、高い初期性能を長期間継続するなど、SUVユーザーが求める季節を問わない優れた機能性と利便性を両立させた。
主な搭載機能としては、新開発のトレッドコンパウンド「サーマル・アダプティブ・コンパウンド」を採用し、ドライ・ウェット、雪上路面など刻々と変化する路面状況に幅広く対応し、1年を通して安全性に寄与するほか、センター部からショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計の「新Vシェイプトレッドパターン」を搭載し、従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンが、排水・排雪性能に貢献し、ウェット、雪上路面で高いパフォーマンスを発揮するとしている。
また、エッジに部に施した面取り加工「ブイランプ エッジ」により、ブロックの倒れこみを防止。接地面が最大化されドライ路面での高い制動力を発揮。さらに、ブロック同士がお互いに支えあい倒れこみを抑制する「エルイーブイ サイプ」も搭載し、夏冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗低減を実現させた。
そのほかにも、摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現する「ピー エッジ」を採用し、効率的に排水、排雪しながらエッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が向上。スリップサインに対し摩耗度が3段階(25%・50%・75%)で分かる新デザイン「トレッドウェアサイン」を使用。また、道路運送車両法に基づくスリップサインとして、別途ミシュランマンによるマーキングも施している。さらに、国際基準で定められているシビアスノータイヤ要件に適合させ、冬用タイヤ規制時でもチェーン装着が不要となる証「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」と「M+S」がタイヤサイドに刻印されている。