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クボタ、エンジン事業100周年記念特設サイト「Kubota Engine Discovery」開設

2022年7月26日 開設

クボタがエンジン事業100周年記念特設サイト「Kubota Engine Discovery」を開設した。画像は1989年製の「D905」型ディーゼルエンジン

 クボタは7月26日、2022年にエンジン事業が100周年を迎えたことを記念して、特設サイト「Kubota Engine Discovery」をオープンした。

 クボタは1922年に農耕用石油発動機「A形」の生産を開始して以来、自社製品への搭載のほかにも、農業機械・建設機械・発電機など、さまざまな世界中の産業機械メーカーにも動力源として高品質なエンジンの供給を続け、これまでに累計3000万台を超える産業用エンジンを世界中に供給してきた。

1922年に作られた農耕用石油発動機「A形」

 クボタ製エンジンの強みは、コンパクトさと高出力を両立した「高出力密度」で、年々厳しくなる各国の排出ガス規制にも業界に先駆けて対応し続け、世界中のクライアントから高い支持を獲得。現在製造するエンジンのバリエーションは、クライアントの多様なニーズに対応するため3000種類以上にのぼり、中でも100PS以下の産業用ディーゼルエンジンではグローバルで高いシェアを誇るという。

 今回開設された特設サイト「Kubota Engine Discovery」では、クボタエンジン100年の足跡と魅力を紹介する6つのコンテンツが設けられている。

特設サイトのトップ画面
特設サイト用に作られたコンセプト動画も用意されている

コンテンツ内容

Concept:100周年記念サイトのコンセプトを表現した映像を用意
Story:クボタエンジン100年の歴史とこれからを追う物語を紹介
Gallery:100年間で製造してきたエンジンモデルを、3D画像で360度から閲覧できる
Factory:クボタエンジンの設計・開発から出荷にいたるまでの製造工程を動画で紹介
Dictionary:クボタエンジンにまつわるキーワードやエンジンの専門用語の紹介
Magazine:さまざまなトピックスからクボタエンジンをひもとく読み物コーナー

昭和初期の製品紹介チラシも掲載されている
エンジンの歴史を時系列で確認できるほか、エンジン単体を自由自在に動かして、360度どの方向からでもじっくりと見られる機能も備えている