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ミシュラン、オールシーズンタイヤの「クロスクライメート」シリーズにバン・ライトトラック用とキャンピングカー用を追加
2022年7月29日 14:03
- 2022年7月29日 発表
- オープンプライス
日本ミシュランタイヤは、オールシーズンタイヤ「クロスクライメート」シリーズに、バン・ライトトラック用の「AGILIS CROSSCLIMATE（アジリス クロスクライメート）」を9月8日に、キャンピングカー専用「CROSSCLIMATE CAMPING（クロスクライメート キャンピング）」を10月18日より順次発売する。価格はともにオープンプライスで、サイズは、アジリス クロスクライメートが15～17インチで全4サイズ、クロスクライメート キャンピングが15～16インチで全7サイズ。
今回発売されるアジリス クロスクライメートとクロスクライメート キャンピングは、「雪も走れる夏タイヤ」として夏タイヤに求められる諸性能を備えながら、急な雪でも高い走行性能を発揮する全天候型タイヤ「クロスクライメート」の設計基準を満たした新製品。
アジリス クロスクライメートは、バン・ライトトラック用タイヤに求められる優れた強度と耐久性を備え、日々の過酷な走行条件にも対応。一方、クロスクライメート キャンピングは、天候による路面変化に対しても優れた走行性能を発揮するだけでなく、キャンピングカー特有の架装による高荷重や、荷重変動にともなうふらつきを抑え、安心感のある走行を可能にする専用設計タイヤとなっている。
採用技術
いずれの製品も、摩耗末期まで安定したボイドレシオを維持するトレッドデザインを採用し、摩耗にともなう排水性能の落ち込みを抑制し、高いウェット性能を確保。また、優れたグリップ力を発揮するグリップ・マキシマイズ コンパウンドを採用。刻々と変化する路面状況と温度に幅広く対応し、1年を通してより安全に走行することを可能にするだけでなく、ブロック同士がお互いに支え合い、倒れこみを抑制する「3D ロッキングサイプ」によって、夏冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗低減を両立。
センターからショルダー部に向かって溝面積を拡大させる「Vシェイプ トレッドパターン」が排水性能に貢献し、ウェット路面でより高いパフォーマンスを発揮。雪上では雪柱せん断効果により、高いトラクションを得ることを可能にしている。ミシュランのトラック用タイヤでも使用されている「サイドウォールプロテクター」を採用。擦れなどに強いラバーは、縁石などによる擦れやカットから、サイドウォールを保護してくれる。
ひと目で摩耗度が4段階（0％・25％・50％・75％）で分かる「トレッドウェア インジケーター」は新デザインを採用。また、国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合している証となる「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」を搭載。冬用タイヤ規制時でも、チェーン装着が不要となる。
クロスクライメート キャンピングは、商用車用のLT/C（商用車用）規格のタイヤより空気圧を高めて、キャンピングカー用タイヤに求められる高負荷での常用を可能にしている。また、トレッド端部まで覆うナイロンキャッププライによって、トレッドの接地面を均一にし、ふらつきを軽減し、操縦安定性を確保したほか、強靭なビード構造と2枚のケーシングにより、キャンピングカーに求められる強度と耐久性を実現している。
