日産、新型「エクストレイル」累計受注が2週間で1万2000台を突破

新型エクストレイル

　日産自動車は8月8日、新型「エクストレイル」（7月20日発表、7月25日発売）について、2週間の累計受注が1万2000台を突破したと発表した。これは歴代エクストレイル史上最速であると同時に、e-POWER搭載車としても発売から最短日数での1万台突破を実現したという。

　新型エクストレイルは、高出力モーターを搭載した第2世代「e-POWER」や、発電用エンジンに可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用。4WDモデルには、前後2基の高出力モーター、左右のブレーキを統合制御することで、4輪の駆動力を最適化する、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を新搭載した。

　価格は4WDモデルが347万9300円〜449万9000円（3列シート車：393万300円）、2WDモデルが319万8800円〜429万8800円（2WDは今秋発売予定）。

新型エクストレイル発表会で登壇した日産自動車株式会社 代表執行役COO アシュワニ・グプタ氏と同執行役副社長 星野朝子氏

　なお、8月7日時点での受注台数は1万2213台（日産調べ）で、受注内容の内訳は、駆動系では4WD（e-4ORCE）が90%、2WDが10%。グレードはGが61%、Xが37%、Sが2%。主要オプションの装着率では、Nissan Connectナビゲーションシステムが73%、防水シートが55%と過半数超え。ボディカラーはブリリアントホワイトパールが29%、ダイヤモンドブラックが21%と、この2色で50％を占めている。

ブリリアントホワイトパール

ダイヤモンドブラック