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WRC第9戦ラリー・ベルギー、ヒョンデのタナック/ヤルヴェオヤ組が優勝 トヨタは2位と3位表彰台を獲得

WRC第9戦ラリー・ベルギーを優勝したヒョンデのタナック/ヤルヴェオヤ組。トヨタは、33号車 エバンス/マーティン組が2位、4号車 ラッピ/フェルム組が3位

 8月19日~21日の3日間にわたってWRC第9戦ラリー・ベルギーが開催された。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組、69号車 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組、4号車 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組の3台のGR YARIS Rally1 HYBRIDで参戦。そのほか、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから勝田貴元選手が参戦している。

 21日にゴールを迎えたラリーは、8号車 ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRIDを駆るオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組が優勝。GR YARIS Rally1 HYBRIDは、33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が5.0秒差で2位、4号車 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組が1分41秒6差で3位と、トヨタは2-3位フィニッシュとなった。

表彰台に立ったドライバーをたたえる豊田章男社長
ドライバー、コドライバーと記念写真
暫定表彰式を終えたタナック選手が豊田章男社長の元に訪れていた
こちらは正式な表彰式の模様。タナック選手の優勝をたたえる豊田章男社長

 日本人WRCドライバーの勝田貴元選手、DAY1、DAY2、DAY3と順位を上げ、最終的には5位。「ターマックで結果を」と語っていた勝田貴元選手だが、同じように舗装路でのターマックラリーとなるラリージャパンに向け何か手応えをつかんだようだった。

 ラリー・ベルギーの暫定表彰式、正式表彰式のいずれにも豊田章男社長は参加。自チームの選手にはもちろんのこと、優勝したヒョンデのタナック選手にも惜しみない拍手を送っていた。

DAY3のステージを駆け抜ける勝田貴元選手。最終結果は5位、初日はミッショントラブルもあったが、最終日までにしっかり順位を上げてきた