トヨタ、「GRカローラ」がNASA全米選手権のペースカーに

トヨタの「GRカローラ」が全米NASA選手権のペースカーに採用された

　トヨタ自動車の米国法人であるToyota Motor Sales, U.S.Aは8月25日（現地時間）、「GRカローラ」が2022年の全米自動車スポーツ協会（NASA）選手権の公式ペースカーになったと発表した。

　GRカローラのペースカーは、トヨタのモータースポーツや耐久レースでおなじみの赤、白、黒のカラーリングを採用。9月15日～18日（現地時間）にカリフォルニア州モンテレー郡にあるウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで開催されるNASA全米選手権から投入され、NASAチャンピオンシップ決勝を含むすべてのレースでペースカーを担当する。

　同社のマーケティング担当副社長であるMichael Tripp氏は、「昨年は、新型GR86でデイトナでのNASA選手権の全レースにおいてペースカーを担当させていただきましたが、今回、史上初となるGRカローラで戻ってこられたのは素晴らしいことです。このような素晴らしいイベントは、ファンやNASAのドライバーにGRカローラをサーキットでチェックしてもらうのに最適な方法です」と述べている。

　NASA最高執行責任者兼副社長のJeremy Croiset氏は、「トヨタとの関係を継続することは素晴らしいことであり、2022年NASA選手権の公式ペースカーとしてGRカローラを採用することは、非常にエキサイティングです。そして、コース上の車両を見る多くの人に加えて、ファンはオンラインで視聴し、自宅でくつろぎながら国内最高のアマチュア・レースを見ることができます」とコメントしている。