ボルボ、ポールスター エンジニアードのファイナルモデル「V60 Recharge Polestar Engineered」 150台限定で969万円

特別限定車「V60 Recharge Polestar Engineered」（手前）、特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition」（奥）

　ボルボ・カー・ジャパンは9月1日、「V60 Recharge」（プラグインハイブリッド）の特別限定車「V60 Recharge Polestar Engineered（ポールスター エンジニアード）」および「V60」の特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition（ダークエディション）」を発売した。

　価格は前者が969万円、後者が639万円。

60シリーズで唯一T8 AWDパワートレーンを搭載

V60 Recharge Polestar Engineered

　V60 Recharge Polestar Engineeredは前輪をエンジンで、後輪をモーターで駆動するボルボ独自のプラグインハイブリッドパワートレーンを搭載するV60 Rechargeのハイエンドモデル。60シリーズで唯一、最もパワフルなT8 AWDパワートレーンを搭載し、合算参考出力は462PS（317PS/400Nm＋145PS/309Nm）を発生。電池容量18.8kWhの駆動用リチウムイオンバッテリによりEV走行換算距離（等価EVレンジ）は87kmを達成し、ハイブリッド燃料消費率（WLTCモード）は15.2km/Lを実現する。

　T8 AWDパワートレーンの高出力を受け止めるシャシーは、22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFVショックアブソーバー＆強化スプリングをはじめ、ブレンボ製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスク（フロント/371mm）、ストラットタワーバー、19インチの専用鍛造アルミホイールを装着し、性能強化を図った。V60 Recharge Polestar Engineeredの販売台数は150台を予定しており、今回の導入をもって販売終了となる。

合算参考出力462PSを発生するV60 Recharge Polestar Engineered

22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFVショックアブソーバー＆強化スプリングをはじめ、ブレンボ製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスク（フロント/371mm）、ストラットタワーバー、19インチの専用鍛造アルミホイールを装着

V60 Recharge Polestar Engineeredのインテリア。オープングリッドテキスタイル/ファインナッパレザー・スポーツシート、専用ゴールドカラー・シートベルトなどを採用する

グロッシーブラックを基調としたエクステリアデザインテーマ

V60 Ultimate B4 Dark Edition

　V60 B4 Ultimate Dark Editionは、直列4気筒2.0リッターターボエンジンに7G-DCT（7速デュアルクラッチ式トランスミッション）と48Vハイブリッドを組み合わせたB4パワートレーンに、ベンチレーションやリラクゼーション機能を有するナッパレザーシート、オレフォス社製クリスタルシフトノブなどを装備する「V60 B4 Ultimate」がベース。

　ダイナミックなグロッシーブラックを基調としたエクステリアデザインテーマと、より俊敏な走りを生み出すスポーツサスペンションが与えられた特別仕様車となる。

V60 Ultimate B4 Dark Editionは直列4気筒2.0リッターターボエンジンを搭載し、最高出力145kW（197PS）、最大トルク300Nmを発生。これに10kW/40Nmのモーターを組み合わせる48Vハイブリッド仕様。スポーツサスペンションとともに専用18インチ5スポークアルミホイール（ダイヤモンドカット/ブラック）を組み合わせる

インテリアではナッパレザー（フロントベンチレーションおよびリラクゼーション機能付）、オレフォス製クリスタルシフトノブなどを装備