フォルクスワーゲン、「ゴルフ ヴァリアント」にディーゼル仕様追加 価格は374万9000円から

新型「ゴルフ ヴァリアント TDI」

　フォルクスワーゲン ジャパンは10月25日、「ゴルフ ヴァリアント」に新パワートレーンとなる最新世代の2.0TDIエンジンを採用した新型「ゴルフ ヴァリアント TDI」を発売した。価格は374万9000円～441万6000円。

　2021年7月にフルモデルチェンジしたゴルフ ヴァリアントに2.0TDIエンジンを追加。これまで48Vベルト駆動式スタータージェネレーターとリチウムイオンバッテリを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを1.0TSIエンジンと1.5TSIエンジンに組み合わせ、それぞれ「1.0eTSI」（81kW/110PS）、「1.5eTSI」（110kW/150PS）として計4モデルを展開していたが、今回のTDIで4グレードが追加され、10月に発売となった「ゴルフ R ヴァリアント」を合わせて計9モデルから選択できるようになった。

ゴルフ ヴァリアント eTSI R-Line

ゴルフ R ヴァリアント

　今回新たに追加されたディーゼルエンジンは、2021年末に導入した新型「ゴルフ TDI」に採用されているエンジンと同じ、最新世代のもの。最新のテクノロジーとなるツインドージング（デュアルAdBlue噴射）システムを採用することで窒素酸化物（NOx）の排出量を大幅に削減。燃料消費率は先代より大幅に改善され、WLTCモードで19.0km/Lを達成した。最高出力は110kW（150PS）/3000-4200rpm、最大トルクは360Nm（36.7kgfm）/1600-2750rpm。

　グレードはすでに導入済みのハッチバックモデル同様に「Active Basic」「Active Advance」「Style」「R-Line」の4モデル。同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”やデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”といった新型ゴルフならではの先進装備をエントリーグレードのActive Basicから標準装備するほか、走行モードの切り替えが可能なドライビングプロファイルやシートヒーターなどの快適装備も全グレード標準。

　また、新型ゴルフ TDI同様にActive AdvanceではLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”やヘッドアップディスプレイ、純正インフォテイメントシステム”Discover Pro“といった通常オプション設定の装備を標準設定するとともに、Styleでは上質なトリムや電動パノラマスライディングルーフなどのオプションを選択可能とし、R-Lineではエクステリアをスポーティな仕様にするなど、4モデルから好みのグレードを選択できる。R-Lineではハッチバック同様に18インチアルミホイールもオプションで用意する。

ゴルフ ヴァリアント TDI価格表