ニュース

トヨタ、新型「ヴォクシー」「ノア」 が自動車アセスメント「ファイブスター賞」を受賞

2022年10月21日 発表

写真はヴォクシー

 国土交通省と自動車事故対策機構(ナスバ)は10月21日、トヨタ自動車の「ヴォクシー」「ノア」が、自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞したと発表した。

 新型「ヴォクシー」「ノア」は、衝突安全で87.44点(100点満点)、予防安全で91.00点(91点満点)と、予防安全性能評価、衝突安全性能評価ともに最高の「Aランク」を獲得。また、万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し専門のオペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備することで、事故自動通報装置で8点(8点満点)を獲得、2022年度の総合評価で199点満点で186.44点を獲得し、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞した。

自動車安全性能2022試験映像:トヨタ ヴォクシー

 新型ヴォクシー、ノアは、予防安全性能においては、「衝突被害軽減ブレーキ」では従来よりもセンサーの検知範囲を広げ、歩行者や自転車に加えて交差点での車両や自動二輪車との出合頭事故など、対応する事故範囲を拡大、そのほか複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備。また、「踏み間違い時加速抑制装置」は、歩行者や自転車を検知し加速抑制する低速時加速抑制機能を追加するなど低速域での支援範囲を拡大させた。

 衝突安全性能においては、サードシートまで守る6つのSRSエアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突時の乗員の傷害低減に貢献。事故発生時の救助においては、事故時にエアバッグが展開した場合、自動でオペレータに接続して救援機関に通報するための車載通信機を標準装備。車両データから重傷確率を推定してドクターヘリの出動を要請する先進事故自動通報システムにも対応した。

自動車安全性能2022 評価結果
自動車安全性能2022評価結果一覧