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スーパー耐久最終戦鈴鹿、水素GRカローラでモリゾウ選手が練習走行

スーパー耐久最終戦鈴鹿にモリゾウ選手として挑むトヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏。今シーズンの水素GRカローラ最後の戦いに挑む

水素GRカローラの今シーズン最終戦

 11月26日~27日の2日間にわたってスーパー耐久最終戦鈴鹿が開催される。圧縮水素燃料を燃やして走る32号車 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept(以下、水素GRカローラ)は、GRカローラ顔になるなどマイナーチェンジを受けつつ、1年間の進化の総決算に挑んでいく。

 ドライバーは、佐々木雅弘、MORIZO、石浦宏明、小倉康宏選手の4人をラインアップ。25日の練習走行から集会を重ねてきた。32号車の水素GRカローラに対しては、マツダのMAZDA2が好敵手となってきたが、今回MAZDAはMAZDA3(MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept)を新たに投入。マシンのレベルアップを図っており、その対決も注目される。

燃焼改善などが継続的に行なわれている水素GRカローラ。カーボンニュートラルの世界を切り開く
佐々木雅弘選手(右)と打ち合わせ中のモリゾウ選手

 モリゾウ選手こと豊田章男 トヨタ自動車社長は、ラリージャパンのチームオーナーとして蒲郡でのWRCチームとの対決「モリゾウチャレンジ 蒲郡の戦い」をこなした後、自工会会長として「ジャパンモビリティショー」を発表。その週末はラリーチャレンジでGRヤリス ラリー2 コンセプトをデモランするなど休みのない週末が続いている。そして、今週末5時間耐久レースに挑んでいく。

32号車、28号車、いずれも鈴鹿戦終了後はタイへ送られ、25時間レースに参加する