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ホンダ、スポーツ活動強化でビジョン策定 挑戦を「たのしむ」「はぐくむ」「つなげる」で「挑戦したい」と思う人の原動力に
2022年12月5日 16:28
- 2022年12月5日 発表
本田技研工業は12月5日、スポーツ活動強化のビジョンと方向性について、同社取締役 代表執行役社長 三部敏宏氏が会見を行ない、スポーツ活動のビジョンを「Hondaのスポーツ活動を通じて、挑戦する人々を増やし、あらゆる人の人生を豊かにする」と定めて発表した。
同社では、ビジョンに込めた想いを活動スローガン「Honda Sports Challenge」と掲げ、ビジョン実現に向け、「挑戦をたのしむ」「挑戦をはぐくむ」「挑戦をつなげる」と3つの方向性で取り組むとし、具体的には、アスリートが競技力を高めるためのサポートや、次世代アスリート育成のサポート、観戦機会の提供や、アスリートとファンや地域の人が交流できる接点づくりに取り組みとしている。
これまでホンダは、70年以上挑戦を続けているモータースポーツのほかにも、野球やラグビー、陸上競技といった様々な企業スポーツにも60年以上取り組んでおり、大会協賛やアスリートスポンサードなどを続けている。ホンダのチャレンジの姿勢を体現してきたこれらスポーツ活動は、変革の最中にある今のホンダにとって、さらに重要となってきているとし、今回、ホンダのDNAである「チャレンジ・挑戦」を軸にスポーツ活動のビジョンを定めた。
具体的な取り組みの方向性として定められた「挑戦をたのしむ」として、各スポーツチームやスポンサードアスリートが、さまざまな困難をホンダのチャレンジスピリットで前向きに乗り越えていく。その姿を見た人々が胸を熱くし、人生の勇気や希望としてもらうことで、より豊かな人生の実現を目指すとしている。
「挑戦をはぐくむ」として、ホンダのDNAである「挑戦する姿勢」を将来にわたって示していくために、挑戦する人、挑戦を伝え広める人を育み、挑戦があふれる世界をホンダがリードしていくこと。アスリートが競技力を高めるためのサポートや、次世代アスリート育成のサポートに取り組む。
「挑戦をつなげる」として、ホンダのアスリートとその周りの人々が、競技の枠を超えてつながることで、挑戦のDNAを広げ、熱く大きなパワーとすること。観戦機会の提供や、アスリートとファンや地域の人が交流できる接点づくりに取り組む。
ホンダは、スポーツ活動においても、挑戦を「たのしむ」「はぐくむ」「つなげる」ことで、より一層「挑戦したい」と思う人の原動力となっていくとしている。