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KINTO、新型プリウスのサブスクサービス申し込み受付開始 1.8リッターに専用「U」グレード設定

2023年1月10日 発表

KINTOが新型プリウスのサブスクサービス申し込み受付を開始した

1.8リッターモデルに専用の「U」グレードを設定

 愛車サブスクリプションサービスを提供するKINTOは1月10日、トヨタ自動車が発売した新型「プリウス」のサブスクリプションサービス申し込み受付を開始した。1.8リッターモデルに設定された専用「U」グレードは、新サービス「KINTO Unlimited」によって月額1万6610円~4万9940円に設定された。

 新型プリウスは、直列4気筒1.8リッターエンジンを搭載する「X」と、直列4気筒2.0リッターエンジンを搭載する「G」「Z」と3グレードが設定されているが、トヨタとKINTOはユーザーニーズが複雑・多様化する時代に対応するために、クルマを届けた後も絶えず付加価値を提供したいとの考えから、保険や税金などの諸経費を月額利用料に含めるこれまでのサブスクリプションサービス「KINTO ONE」に、トヨタの技術を駆使してクルマを届けた後の「進化=アップグレード(ソフトウェア、ハードウェア)」と、「見守り=コネクティッド(コネクティッドドライブトレーナー、コネクティッドカーケア)」の2つの付加価値を新たに追加した新サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」を設定。その第1弾としてプリウスに「U」グレードを用意した。

Uグレードの価格設定

 サービス契約から返却までの期間に通常は下がっていくクルマの価値を維持し、その分をサブスクリプションの月額利用料の引き下げにあらかじめ充てることで、3年契約の場合で月額4万9940円から利用可能。ちなみに、旧型プリウスで車両価格がUグレードと同じ水準のグレードを「KINTO ONE」で利用した場合と比較すると、月額に換算して6000円(10%)ほど割安になるほか、年間2回のボーナス月支払い額を一定加算すると、7年契約の場合は月額1万6610円から利用でき、契約期間中の支払い額の合計は、旧型より47万1240円割安になるという。

2.0リッターモデルは従来のKINTO ONEを用意

 また、2.0リッターモデルの「G」および「Z」グレードについては、これまでのサブスクリプションサービス「KINTO ONE」が用意されていて、年間2回のボーナス月支払い額を一定加算すると、7年契約の場合Gグレードは月額2万6950円から、Zグレードは月額3万2450円から利用可能となる。

GおよびZグレードの価格設定

カーイベントや体験型ストアに実車を展示

東京オートサロン2023出展ブースイメージ

 KINTOは1月13日~15日の期間、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーショー「東京オートサロン2023」にて、新型プリウスの「KINTO Unlimited」の対象グレードの車両を初公開する。

 さらに、東京の渋谷にある体験型ストア「b8ta Tokyo ‐ Shibuya」(東京都渋谷区渋谷1-14-11)でも1月19日~2月12日(11時~19時30分)の期間、KINTO Unlimitedの紹介と、Uグレードの公開を予定しているという。