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シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」東京公演が2月8日開幕 公開リハーサル実施

2023年2月7日 実施

シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」の一場面

 ダイハツ工業が提供するシルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」の東京公演が2月8日に開幕した。お台場ビッグトップで行なわれる東京公演の公演期間は2月8日~6月25日、森ノ宮ビッグトップで行なわれる大阪公演の公演期間は7月14日~10月10日。チケット料金は両公演とも大人6800円~2万2000円、子供(3歳~小学生)5800円~2万2000円。

 アレグリアは、1994年に誕生して以来、2013年に一度幕を下ろすまで約19年にわたって全世界約255都市で上演され、約1400万人を超える観客を動員。シルク・ドゥ・ソレイユにとって最も長い期間上演された作品となる。2019年には25周年を記念し、演出や衣装、コンセプトなどを一新して「新たなる光」として生まれ変わった。

 開幕前日の2月7日には、5年ぶりとなる公演に先駆け、招待客と報道関係者向けに公開リハーサルが行なわれた。

お台場の青海R地区に設置された青と黄色のテントが舞台
フォトスポットも設置されている
テントに一歩足を踏み入れると、まずはダイハツ工業の「タント カスタム」がお出迎え
軽食の売店のほか、グッズ売り場も充実

 アレグリアのストーリーは、王を失くし、かつての輝きを失った王国では、保守的な古い秩序と、変化・希望を求める若い世代が勢力争いに揺れ動いており、かつて王に仕えていた道化師が王位を継承したかのように振る舞っていたところ、若者たちが力のバランスを変えようと街の中から立ち上がり、やがて彼らの国に光と調和をもたらす……という物語。

 ただ、舞台ではほとんどセリフらしいセリフはなく、耳には素晴らしい歌声が届き、目には圧巻のアクロバティックなパフォーマンスが飛び込んでくる。パフォーマンスとパフォーマンスの間には、ユニークな登場人物たちが笑いを誘う一幕もあり、ストーリーをよく知らなくても十分楽しめる。公演時間は休憩を含めて約2時間15分とのことだが、あっという間に過ぎ去ってしまった。

王位を継承したかのように振る舞う道化師のミスター・フルール
ミスター・フルールに味方することで権力を維持しようとする貴族たち
コミカルな動きで笑いを誘うクラウン兄弟
対となる白と黒の衣装をまとったシンガーたち
美しい羽を持つニンフも登場する
ロシアンバーとバンキンを組み合わせたパフォーマンスのアクロ・ポール
“人間ジャイロスコープ”となって巨大な車輪を回転させるパフォーマンスのジャーマン・ホイール
空中ブランコに乗り、息の合ったスピンや跳躍を披露するシンクロナイズド・トラピス・デュオ
燃えさかる炎を体のまわりで自由自在に回すファイヤーナイフ・ダンス
雪の舞うステージ上空で美しく荘厳なパフォーマンスが行なわれるエアリアル・ストラップ
全身を使ってたくさんのフープを回転させながら操るパフォーマンスのフラフープ
トランポリンが2つ交差したステージでダイナミックな跳躍技を披露するパワートラック
腕や肩、足の上で巧みにバランスをとり、空中に放り出されては正確にキャッチされるハンド・トゥ・ハンド
ステージ10mの高さにセットされたブランコで、膝だけ固定されたキャッチャーの腕めがけてジャンプするフライング・トラピス
ブランコからネット、ステージへと降りるときにもパフォーマンスで魅せる
パフォーマンスとパフォーマンスの間には、ミュージシャンやクラウン、時には観客もステージに招かれ、笑いを誘い、感動をもたらす
グランドフィナーレ
通常はグランドフィナーレのみ撮影可能。開演中は素晴らしいパフォーマンスをしっかりと目に焼き付けたい

 驚きやドキドキだけでなく、笑いや感動もある「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」に、ぜひ足を運んでみてほしい。