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ホンダと米アセンド・エレメンツ、リチウムイオンバッテリ用リサイクル資源の安定調達について協業に基本合意

2023年2月27日 発表

 本田技研工業は2月27日、正極材料製造、リチウムイオンバッテリのリサイクル事業を展開する米国のアセンド・エレメンツ(Ascend Elements)と、リチウムイオンバッテリ用リサイクル資源の安定調達に関する検証・協議を行なうことで基本合意したと発表した。

 ホンダでは、この協業によりアセンド・エレメンツが再資源化するニッケル、コバルトやリチウムなどのリチウムイオンバッテリ用リサイクル資源を安定調達して、ホンダが北米で生産する電動車用のバッテリサプライチェーンの中での活用を図ることを目指す。

 ホンダは、2050年までに製品だけでなく、企業活動を含めたライフサイクルを通じて「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現を目指していて、アセンド・エレメンツをはじめ、今後も複数の資源リサイクル事業者との協業を通じて、必要なリサイクル資源の安定調達に取り組み、「環境負荷ゼロ」の実現を目指すとしている。

Ascend Elements

設立:2015年
所在地:米国 マサチューセッツ州
代表者:CEO Mike O’Kronley(マイク・オクロンリー)氏
事業内容:正極材料製造、リチウムイオンバッテリのリサイクル
従業員数:200名(2023年2月時点)