パイオニア、「NP1」のアップデート実施 JTBやあきんどスシローなどと連携して10万件超のスポット情報追加

2月27日に「NP1」のアップデートを実施

　パイオニアは2月27日、“会話するドライビングパートナー”「NP1」のアップデートを行ない、10万件を超えるスポット情報を追加したと発表した。

　NP1は次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、クルマWi-Fiなど多彩な機能を搭載するAI搭載通信型オールインワン車載器で、サービスや機能の追加・更新を通信で行ない、購入後も継続的にユーザーの使い勝手や体験価値が向上していくのが特徴。

　今回のアップデートにより、自車位置周辺の観光地や人気施設などの情報をNP1の音声とスマートフォン向けアプリ「My NP1」の表示画像を通じて提供することが可能になる。また、履歴や施設詳細情報は「My NP1」アプリでいつでも確認できるため、ドライブ後の振り返り、次のお出かけ先のリサーチや目的地設定などがスムーズに行なえるという。

　具体的にはJTB/JTBパブリッシング、あきんどスシロー、アクトインディと連携。JTB/JTBパブリッシングの「るるぶDATA」の全国4万3000件以上の観光情報と詳細な施設情報とデータ連携を実施し、生活圏から離れたエリアを走行すると、自車周辺にあるおすすめのスポットをNP1からの音声や、「My NP1」アプリによる画像表示を通じてドライバーが操作しなくても自動で提供する。また、NP1に問いかけると近くにあるおすすめスポットなどを教えてくれる。

　あきんどスシローとの連携では、自車位置周辺の店舗情報やその店舗のキャンペーン情報をNP1からの音声や、「My NP1」アプリによる画像表示を通じてドライバーが操作しなくても自動で提供。リアルタイムに店舗の混雑情報が確認できるなど、最新の情報により効率的なドライブ計画が可能になる。

　また、アクトインディが手掛けるファミリー向けお出かけ情報サイト「いこーよ」の施設情報と連携し、自車から半径1.5km圏内で人気が高い施設情報をNP1からの音声や、「My NP1」アプリによる画像表示を通じてドライバーが操作しなくても自動で提供する。