ホンダ、「N-VAN」に既販モビリティ向け電動パワーユニットシステム「MEV-VAN Concept」を搭載し「第13回【国際】スマートグリッドEXPO」で紹介

ブースイメージ

　本田技研工業は、3月15日～17日に東京ビッグサイトで開催される「第13回【国際】スマートグリッドEXPO」に出展する。

　ホンダは、2050年にホンダの関わる全ての製品と企業活動を通じてカーボンニュートラルを実現することを目指しており、その実現に向けた取り組みの1つとして、今回のスマートグリッドEXPOでは、電動モビリティとエネルギーサービスを繋ぎ「自由な移動の提供」と「再生可能エネルギーの利用拡大」に貢献する「Honda eMaaS（イーマース）」の世界観や、「移動」と「暮らし」の可能性を広げる、着脱式可搬バッテリ「Honda Mobile Power Pack（モバイルパワーパック）」の活用事例を展示する。

Honda Mobile Power Pack e:

　主な出展物は、さまざまな電動モビリティ・機器の動力源として活用が可能な、1.3kWh以上の大容量電力を貯蔵するリチウムイオンバッテリ「Honda Mobile Power Pack e:（モバイルパワーパックイー）」、複数のモバイルパワーパックを同時に充電し、スムーズな交換・利用を可能とするバッテリ交換ステーション「Honda Power Pack Exchanger e:（パワーパックエクスチェンジャーイー）」、モバイルパワーパックを動力源とした、バッテリ交換式のビジネス用電動三輪スクーター「GYRO CANOPY e:（ジャイロ キャノピー イー）」といったモバイルパワーパックに関連する製品を用意。

　さらに、既販のモビリティ向け電動パワーユニットシステムのコンセプトモデル「MEV-VAN Concept」を出展。既販ガソリン車などの動力源として置き換えることで、バッテリシェアリングによる利便性向上など、固定式バッテリEVとは異なる魅力と価値の提供を検討しており、今回の展示では軽商用バン「N-VAN（エヌバン）」への搭載例を紹介する。

　そのほかにも、小型船舶向け電動推進機のコンセプトモデル「小型電動推進機コンセプトモデル」、電動レーシングカートのコンセプトモデル「eGX搭載電動レーシングカート コンセプトモデル」など、多方面での電動化コンセプトモデルを展示する。