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ランボルギーニ、ブランド生誕60周年を記念した「ウラカン」限定モデル3種の登場を予告

2023年4月17日(現地時間) 発表

ランボルギーニが60周年を記念して「ウラカン」の限定モデル3種の発表を予告している

 ランボルギーニは4月17日(現地時間)、ミラノで開催されるイベント「デザイン ウィーク」にて、ブランド生誕60周年を記念して「ウラカン STO」「ウラカン テクニカ」「ウラカン EVOスパイダー」の限定モデルを発表すると予告した。

 各モデルにはそれぞれ2種類のコンフィギュレーションが用意され、各モデルを特徴づける精神とユニークなラインを際立たせたカラーリングが施されるという。また、各車両は60台限定生産で、それを示す「1 of 60」が刻まれたカーボンファイバー製プレートや、「60th」のロゴがドアのペイントのほか、シートにも刺繍され、特別なモデルであることを強調するとしている。

「1 of 60」が刻まれたカーボンファイバー製プレート
ボディには60thのロゴがあしらわれる

ウラカン STO

 ウラカン STO(Super Trofeo Omologata)は、640HPの自然吸気V10エンジンを搭載したウラカンシリーズで最もパフォーマンスの高いモデル。60thアニバーサリーエディションでは2つのバージョンがあり、どちらもハイパフォーマンスなアスリートのためのスポーツウェアやチームカラーを連想させる同系色でまとめている。

 1つはブルー系で、Blu AgeusのボディにBlu Astraeusの要素を配していて、これにBlu Mira仕上げの剥き出しのカーボンファイバーを組み合わせることも可能。インテリアはNero Cosmus(ブラック)とGrigio Octans(グレー)のアルカンターラに、コントラストカラーのBlu Amon(ブルー)のステッチを採用している。

 もう1つはGrigio Telesto(グレー)とNero Noctis(ブラック)のボディに剥き出しのカーボンファイバーの組み合わせで、インテリアのNero Cosmus(ブラック)とGrigio Octans(グレー)のアルカンターラにはRosso Alala(レッド)のステッチとレザーディテールがプラスされている。どちらの仕様も、シートには60周年ロゴの刺繍が入り、足下にはマットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールを装着する。

ウラカン テクニカ

 公道でもサーキットでも同じように快適に走行できるウラカン テクニカは、ウラカンの中でも最も多用途に対応できるモデル。限定60台のコンフィギュレーションには2つのバージョンがあり、どちらもモータースポーツにインスピレーションを得ながら、イタリアのトリコロール旗のカラーをデザインに取り入れている。

 1つはGrigio Telesto(グレー)のボディにNero Noctis(ブラック)とRosso Mars(レッド)のディテールをあしらい、インテリアもNero Ade(ブラック)のアルカンターラとRosso Alala(レッド)の同じコントラストが施されている。

 もう1つはBianco Asopo(ホワイト)のボディに、Verde Viper(グリーン)のラインを採用していて、この色はインテリアでもNero Ade(ブラック)のアルカンターラに取り入れている。どちらの特別バージョンも、シャイニーブラックの20インチホイールDamisoを装着する。

ウラカン EVOスパイダー

 洗練された特性とオープンエア構造を、最高のパフォーマンスと組み合わせたウラカン EVOスパイダーは、ライフスタイルへのこだわりを最も感じさせるモデル。60周年エディションには、Blu Le Mans(ブルー)のボディにコントラストカラーのBianco Isi(ホワイト)のディテールを配したバージョンがあり、インテリアも同様にのNero Ade(ブラック)アルカンターラにBlu Amon(ブルー)の刺繍と、Bianco Leda(ホワイト)のパイピングを施している。

 もう1つのバージョンは、Verde Viper(グリーン)のボディにBianco Isi(ホワイト)をあしらい、インテリアはNero Ade(ブラック)のアルカンターラと、Rosso Alala(レッド)とBianco Leda(ホワイト)の配色となっている。どちらの特別バージョンもシャイニーブラックの20インチホイールDamisoを装着する。

 60周年記念バージョンの正式発表は、ミラノで開催されるデザイン ウィークの展示会場セゲリアにて、4月21日(現地時間)に予定されているほか、先月発表された新型PHEV「Revuelto」も一緒に展示される予定。これらのイベントはランボルギーニが世界各地で開催する60周年記念セレブレーションの一環で、1月にサンタアガタ ボロネーゼにあるランボルギーニ ミュージアムを改装して開催した「The Future Began In 1963」から始まり、続いて日本の鈴鹿サーキットで開催された「Lamborghini Day Japan - 60th Anniversary」、さらに4月29日にイギリスのサーキット、シルバーストーンで開催を予定している「Lamborghini Day UK - 60th Anniversary」、5月24日にはイタリアで「60th Anniversary Giro」ツアーがスタートし、ツアーは5月28日に最終日を迎え、当日は150台以上のランボルギーニが集結する予定という。