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コーンズ、東日本最大級の「ベントレー東京 芝ショールーム」4月22日オープン 世界限定18台の新型「マリナー バトゥール」国内初公開
2023年4月21日 19:51
- 2023年4月21日 開催
コーンズ・モータースは4月21日、ベントレーの新たな販売拠点として4月22日にグランドオープンする「ベントレー東京 芝ショールーム」（東京都港区芝3-3-10）を公開した。
新店舗となるベントレー東京 芝ショールームは、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが新設した新本社ビル内に開設。ベントレーとして東日本最大級となる総床面積623.5m 2 のショールームとなり、新CIを反映した3フロアにまたがる店内空間に8台の新車および認定中古車を展示。また、店内空間は最新CIを反映して白を基調に洗練されたインテリアを採用。2か所のラウンジスペースや、コンフィギュレーション・ルームを用意するほか、首都高速を走行するドライバーに向けてクルマを展示する「ショーケース」を初めて設けたのも特徴となっている。
このベントレー東京 芝ショールームのオープンに合わせ、世界限定18台の新型グランドツアラー「マリナー バトゥール（Batur）」を国内初公開するとともに、「ベンテイガ」のロングホイールベースモデルである「ベンテイガ エクステンデッド ホイールベース（EWB）」も展示し、新ショールームオープンを祝った。
マリナー バトゥールは2022年8月にアメリカで開催されたモントレー・カー・ウィーク2022で発表されたモデル。限定18台はすでに受注済みとなっており、出荷開始は2023年半ばを予定する。
マリナー バトゥールのフロントグリルはメインマトリクスにグロスダークチタン仕上げが施され、そこに配された水平方向のジグザグ模様が中央部分のハイパーアクティブオレンジから、サイドのブラッククリスタルへと徐々に変化するグラデーションを採用。エンドレスボンネットと呼ばれるラインと22インチの専用ホイールはサテンチタンに塗装され、サテンダークチタンのホイールスポークはグリルとの統一感を演出した。
インテリアは「バカラル」のキャビンデザインから主要素を踏襲しつつ、スコットランド産の低炭素レザーや本革に代わるスエード調のダイナミカなど、持続可能でラグジュアリーなアイテムを採用。内装パネルは縦糸2本と横糸2本の綾織りをサテンラッカーで仕上げた複合素材ナチュラルファイバーを初採用。これはカーボンファイバーに代わる持続可能な複合素材で、フロアカーペットもリサイクル糸を初めて採用し、持続可能なものにしたという。
また、フェイシアに施された独特のレーザーエッチングはW12エンジンサウンドを芸術的に表現したものとなり、インテリアの金属パーツにはブラックアルマイト仕上げのアルミニウムやサテン仕上げのチタンが用いられた。
パワートレーンは最高出力740PS超、最大トルク1000Nmを発生するW型12気筒6.0リッターツインターボエンジンで、8速ダブルクラッチトランスミッションが組み合わされるほか、スポーツエキゾーストシステムはチタン製で、マフラー出口はベントレー初となる3Dプリンター造形品となる。
一方のベンテイガ EWBはベースモデルからホイールベースを180mm延長した新型グランドツアラー。単にホイールベースを延長しただけでなく、「ミュルザンヌ」の後継にふさわしい最高のリアキャビン、ベントレーに期待されるエフォートレスなパフォーマンス、卓越したクラフトマンシップ、無限のパーソナライゼーションを実現しているという。
“クルマってやっぱり楽しいな”というのを伝えていきたい
同日に行なわれた発表会では、コーンズ・モータース 代表取締役社長 兼 CEOの林誠吾氏、ベントレーモーターズジャパン ブランドダイレクターの牛尾裕幸氏が登壇してあいさつを行なった。
林社長はベントレー東京 芝ショールームの解説を行なったほか、コーンズの会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」が間もなく完成予定であることを報告しつつ、「変わりゆく時代の中で、自動車のあり方や持ち方が変化していくところで“クルマってやっぱり楽しいな”というのを伝えていきたいという思いが非常に強くなりました」とコメントし、日本のみならず世界をめぐるツアーや、サーキットイベントを精力的に展開していることをアピール。
加えて「私どもは1964年にベントレーの取り扱いを始めまして、2024年は60周年という記念の年になります。それに先駆けまして、この大きくエレガントなショールームを構えさせていただくことができたのは、本当にこの日本で長くベントレーを愛していただいているお客さまのおかげだと心より感謝を申し上げるとともに、またその責務を今後も全うしてますますベントレーとともに楽しいクルマの未来を作っていける、そんな会社になっていけるようにまい進したいと感じております」と抱負を述べた。
また、牛尾氏は「東京はベントレーのシェアの半分近くを販売する非常に重要なマーケットです。これまでの長い信頼関係の基にその重要性をご理解いただき、コーンズモーターズがこれまで以上に積極的にベントレービジネスに関わっていただけることを感謝いたします。また、このエリアに拠点ができるということで、ベントレーがこの地域の新たなランドマークになることとともに、多くのお客さまにベントレーの世界観に触れていただける場所になることを期待しています」とコメントを寄せた。