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スーパーフォーミュラ新型「SF23」が『グランツーリスモ7』アップデートで登場
2023年4月27日 11:45
- 2023年4月27日 配信開始
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5/PS4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』に、スーパーフォーミュラ・シリーズの新型マシン「SF23」など新規収録車種、ワールドサーキットの新しいレース、スケープスの特集追加を含むアップデートを4月27日15時より配信する。
4月27日より配信を開始するアップデートでは、新規収録車種として「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」のほか、「ジャガー XJ220 '92」「メルセデス AMG GT3 '20」を追加。
また、ワールドサーキットに新しいレースとして「スーパーフォーミュラ」の追加や、カフェのエクストラメニューを追加。スケープスの特集に「ノース・ヨークシャー」と「宮崎」を追加した。
「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」/「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」
「ダラーラ SF23 Super Formula / Toyota '23」「ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23」は、持続可能なモータースポーツを目指して進化を遂げたスーパーフォーミュラ車両。2023年春、日本のフォーミュラレースの最高峰、スーパーフォーミュラ・シリーズの新型車両「ダラーラ SF23 Super Formula」がデビューした。SF23には、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)の「モータースポーツのサステナブル化」を目的とした新プロジェクト「SUPER FORMULA NEXT 50(SF ネクストゴー)」に基づく新技術がふんだんに取り入れられた。
2019年から使用されてきたSF19のボディをベースにしたこのSF23では、従来のカーボン素材と同等の車体剛性や車両重量を維持しながら、そのシャシーに原材料と製造過程でのCO2排出量を約75%抑制したBcomp製バイオコンポジット素材を採用。横浜ゴムから供給されるレーシングタイヤも同様に、サステナブル化に注力され新開発されたもの。天然由来の配合剤やリサイクル素材といった再生可能原料を活用し、原材料全体の約33%をサステナブル素材としながら、従来と同等の性能を実現。この横浜ゴム製「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」を装着することで、「SUPER FORMULA NEXT 50」で掲げた「カーボンニュートラルに対応したマシン」を具現化した。
また、「SUPER FORMULA NEXT 50」のもうひとつのテーマ「エンターテインメント性の向上」に向け、エアロダイナミクスの見直しも実施。SF23は、これまでより接近戦でドライバーの力を発揮できるつくりとなっている。なお、エンジンはこれまで同様、トヨタとホンダの2メーカーから供給される。
「ジャガー XJ220 '92」
「ジャガー XJ220 '92」は、優雅なボディをまとったロードゴーイング版グループCカー。1988年、バーミンガムショーにジャガーが展示したスーパースポーツのプロトタイプは、91年東京モーターショーでXJ220として発表された。XJ220という車名は市販車として当時最高の220mph(354km/h)を実現するという意味。ジャガーはXJ220の生産を、トム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)との合弁会社であるジャガースポーツに委託した。TWRはジャガーのグループCカーの開発とレース運営を担当してきたレーシングチームでもある。
プロトタイプのエンジンは自然吸気V型12気筒エンジンだったが、東京に現れたXJ220はグループCカーとしてサーキットで活躍したXJR11の3.5L V型6気筒ターボへとエンジンを置き換えていた。シャシーはアルミハニカムとカーボンケブラーのコンポジット構造で、レーシングカーそのもの。車体下面にはグラウンドエフェクトを生み出すアンダーパネルまで組み込まれており、XJ220はメカニズム的にはまさにロードゴーイング版グループCカーだった。一方、内装は最高級の素材を使ってジャガーらしい高級車にまとめられていた。
「メルセデス AMG GT3 '20」
「メルセデス AMG GT3 '20」は、多くの改良とともにコスト抑制にも配慮したGT3マシン。2014年のパリモーターショーで発表された新型スポーツカー、メルセデスAMG GTをベースに開発されたのが、「メルセデスAMG GT3」。FIA(国際自動車連盟)のホモロゲーション認証を取得したGT3レーシングカーで、2016年から世界中のモータースポーツシーンで活躍した。
2019年に発表されたモデルのアップデートバージョンとなる2020年型では、カスタマーレーシングカーとして、さらなるランニングコストの抑制に着目。エンジンの寿命を伸ばすことや、フロントセクションの改良によるラジエターなどの保護を進めることで、GT3のコスト高騰に頭を悩ませるプライベーターたちのニーズに応えた。
またフロントスプリッターやフロントウィングレット、大型のリアウイングやディフューザーなどを装備することで、エアロダイナミクスも向上。多くのパーツにカーボンファイバーを採用することで、軽量化も追求されている。
カフェ
カフェに、新しいエクストラメニューとして、「エクストラメニュー No.20 コレクション『シェルビー』」(コレクターズレベル41以上)、「エクストラメニュー No.21 コレクション『アルピーヌ』」(コレクターズレベル35以上)のふたつを追加。
スケープス特集追加
スケープス特集に「ノース・ヨークシャー」「宮崎」を追加した。
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