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自工会、「G7広島サミット」にオールジャパン約35台のモビリティ展示 日本らしい「カーボンニュートラルへの山の登り方」を提案

2023年4月27日 発表

 日本自動車工業会は4月27日、「G7広島サミット」に合わせて、自動車業界のCN(カーボンニュートラル)達成に向けた取組みを紹介する展示「 Diversity in Carbon Neutrality -カーボンニュートラルにも、多様性を。- 」を開催すると発表した。

 G7の国際メディアセンターに隣接する「ひろしまゲートパークプラザ」で行なわれる展示は、約35台、オールジャパン、フルラインアップの多様なモビリティを会場に展示し、CN(カーボンニュートラル)に向けた具体的な社会実装の事例を紹介予定。

 具体的には、「乗用、商用、軽自動車、二輪を含めたBEV(電気自動車)のフルラインアップ」「エネルギーマネジメントや資源循環など、社会に役立つBEVのバッテリーの取り組み」「商用車の電動化による物流領域でのCO2削減の取り組み、FCEV/BEVの大型/小型トラック・商用軽バン」「水素・CN燃料(バイオ燃料、合成燃料)等、エネルギーをつくる・運ぶ・使うの一気通貫の取り組み」「クルマ好きのお客様に応えるCNの取り組み」「生活の足として、ラストワンマイルの移動を支える日本発の軽自動車の取り組み」といった、6つをテーマにした。

 日本の自動車業界は、2050年にCO2排出を実質ゼロにするCNに向けて全力で取り組むことを宣言しており、自工会では、かねてより「CNへの山の登り方は1つではない」、CO2削減は「みんなで協力して」「今すぐできることから」取り組む必要がある、という考えのもと、「多様な選択肢」の重要性を継続的に発信してきた。

 同展示では、自工会会員各社がオールジャパン、フルラインアップの多様なモビリティを会場に展示し、CNに向けた具体的な社会実装の取り組みや、日本らしい「CNへの山の登り方」を提案する。

「 Diversity in Carbon Neutrality -カーボンニュートラルにも、多様性を。- 」開催概要

場所:「ひろしまゲートパークプラザ」
〒730-0011 広島県広島市中区基町5

日時:2023年5月18日~21日
・5月18日(プレスデー):14時~18時
・5月19日~21日(一般公開):10時~18時

※G7会期中は、立ち入り制限等がかかる可能性があるため、開催時間については変更になる場合がある