HKS、「GR86」「BRZ」ワンメイクレース用に谷口信輝選手が開発に参加した「ハイパーマックス for GR86/BRZ Cup」

HKSが「GR86」「BRZ」用に開発した車高調キット「ハイパーマックス for GR86/BRZ Cup」を発売する

　エッチ・ケー・エスは5月2日、トヨタ「GR86」（ZN8）、スバル「BRZ」（ZD8）用に全長調整式のサスペンション「ハイパーマックス for GR86/BRZ Cup」を発売すると発表した。2023年5月9日発売予定で、価格は33万円。

　製品のポイントは、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 2023」のために開発したプロフェッショナルシリーズ指定部品となり、「HIPERMAX R」をベースに、GR86/BRZ Cupの車両規定に合わせ、2023シリーズ用のタイヤにてテストを実施した。

　開発ドライバーは、谷口信輝選手を迎えて製品のセッティングが行なわれ、HKSが長年研究してきたバンプラバーを積極的に活用することで、ロール量を最適にチューニングした。予選では減衰力調整を強めに、決勝では弱めに調整するなどタイヤの摩耗状況に合わせてセッティングを行なえる。

　ハイパーマックス for GR86/BRZ Cupの出荷時車高ダウン量は、フロントが－16（上限0/下限－34）mm、リアが－28（上限0/下限－57）mm、アッパーマウントはフロントとリアともにピロボールを採用。サーキットでの走行性能を重視してセッティングがされているので、一般道路を走行の際には注意が必要とのこと。