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ソニックデザイン、エンクロージュア一体型スピーカーモジュール「TBM-77Ji」 シングルドライブ・シングルウェイでワイドレンジ化を実現
2023年5月16日 11:00
- 2023年5月22日 発売
- 11万7000円
ソニックデザインは、「カジュアルライン」の新製品として、エンクロージュア一体型スピーカーモジュール「TBM-77Ji」を5月22日に発売する。価格は11万7000円。
今回発売するTBM-77Jiは、オールインワン・コンセプトを推し進め、シングルドライブ・シングルウェイでワイドレンジ化を実現したエンクロジュア一体型スピーカーモジュール。「ダンプドブラケット」などにより取り付け周辺部の高剛性・低共振化も進めたことで、装着位置が低く、適切な音場感が得にくいとされるドアマウントスピーカーでありながら、自然な定位感と音場感の再現を可能とし、インストール性においても同カジュアルライン「TBM-1877Bi」と同じく、一般的な純正16~17cm口径スピーカーとの交換装着に対応。別体ユニットなどを設置する必要がないことから、よりシンプルでインテリアの雰囲気を大切にした高音質システムを構築可能とした。
スピーカーユニット部には、剛性としなやかさのベストバランスを追求し、卓越した耐久性も兼ね備えたソニックデザイン独自のCMF(クロスマイクロファイバー)振動板を採用。精密鋳造によって振動板の正確な動作を支える高精度アルミモノブロックフレームが、優れたシールド効果により微細な外来ノイズもシャットアウトする。
さらに、優れたリニアリティを実現するネオジウムマグネット採用の強力な磁気回路や、駆動系の動作精度を向上させてボイスコイルギャップを狭め、駆動力と能率を改善するナローギャップ・モーターシステム、音波の乱れを効果的に抑制するAPSE(エアプレッシャー・スムージングエッジ)を搭載している。
エンクロージュア部は、高剛性・低共振の新開発アルミハイブリッドエンクロージュアに、新型77mm口径ワイドレンジドライバーを搭載し、可聴帯域の大半をカバーする33~2万Hzの再生周波数レンジをクロスオーバーネットワークなしのシングルウェイで実現。アルミダイキャストバッフルと特殊樹脂バックチャンバーにより高剛性・低共振化したほか、バックチャンバーと一体型の「ダンプドブラケット」や、エンクロージュアと一体化したチューニングポート「Gチューナー」を搭載した。
スピーカーユニット前面と背面の音圧を受けて発生する微細なノイズまでも入念な気流制御によって抑え込む「APSF(エアプレッシャー・スムージングフレア)形状」の採用により、実使用時における聴感上のS/N感と音の透明度、微細な音のディテールの再現力を向上し、小音量時においても走行音に紛れない音質を実現。そのほかにも、スピーカー背面を覆う構造により車外への音漏れも大幅に抑制している。