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国交省、二輪車ナンバープレートの様式見直しや希望ナンバー制導入の検討開始

2023年6月14日 発表

国交省は二輪車ナンバープレートの様式見直しや、希望ナンバー制導入の検討を開始したと明らかにした

 国土交通省は6月13日、二輪車のナンバープレートの様式の見直しや希望ナンバー制導入などを検討する「二輪車のナンバープレートの様式の見直し及び希望ナンバー制導入に係るワーキンググループ」を設置し、第1回ワーキンググループを6月27日に開催することを明らかにした。

 同省によると、現行の二輪車のナンバープレートに記載される番号や平仮名等の組合せは、一部の地域で底を突くおそれがあるため、ナンバープレートの様式の見直しの検討が必要という。また、様式の見直しに伴い、番号や平仮名等の組合せが大幅に増える見込みであることから、二輪車ユーザー等から要望のある希望ナンバー制の導入も検討することにした。

 希望ナンバー制は、ナンバープレートの4桁以下のアラビア数字の番号について、ユーザーが自由に選べるもので、現在は、登録自動車や軽自動車(一部除く)において希望ナンバー制が導入されている。同ワーキンググループでの議論を経て導入が決定された場合、総排気量が125ccを超える二輪車についても、ユーザーが自由に番号を選べることになるとしている。

 なお、総排気量125cc以下の二輪車(原動機付自転車)のナンバープレートの表示については、各市町村で所管されているため同検討会での検討対象外としている。