フォルクスワーゲン、オンラインで車両注文書の締結とファイナンス契約が完了する「Smart Order」導入

　フォルクスワーゲン ジャパンは6月28日、全国のフォルクスワーゲン正規販売店にオンラインで車両注文書の締結とファイナンス契約が完了する「Smart Order」を導入すると発表した。

　Smart Orderは店頭でのペーパーレスでの商談を実現するとともに、オンラインで顧客自身が24時間どこからでも注文書の締結やファイナンス契約を完結することが可能となり、店頭に来店するか、自宅で契約を締結するかの選択をできるようにすることで、時間の有効活用を提案するツールとなる。

　フォルクスワーゲン正規販売店では、これまでにもフォルクスワーゲン グループのファイナンス会社であるフォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス･ジャパンの協力のもと、フォルクスワーゲン正規販売店の店舗オペレーションシステムであるEVAS（イーヴァス）を導入しており、今回のSmart OrderはこのEVASシステムを拡張することによって実現。

　すでに4月から運用を開始しており、先行して活用している販売店からは、「待ち時間に店頭の端末でお客さまご自身に操作いただき、商談がスムーズに進められた」「お客さまが一度ご検討のため帰宅された後、ご購入を決断された際に、ご注文手続きのためだけに再来店していただく必要がなくなった」「昨今の車両供給が不安定な状況で納車のタイミングが変更になった際に、再申し込みのためだけにご来店いただく必要がなくなった」など、自動車の商談につきものだった何度もショールームに足を運ぶ必要がなくなり、顧客にとって便利かつ先進的な購入体験が提供できるようになったことについて評価されているとした。

　フォルクスワーゲン ジャパンならびにフォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス･ジャパンでは、今後もグループ企業のシナジーを活かし、顧客の利便性および販売店の効率化につながる販売プロセスのデジタル化を進めていくとしている。