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日本カー・オブ・ザ・イヤー、新ロゴデザイン一般公募 賞金30万円

2023年7月3日 発表

2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーは日産「サクラ」/三菱自動車「eK クロス EV」が軽自動車初受賞

 日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)は7月3日、2023年度より新ロゴを採用すると発表。新ロゴデザインについては一般公募を実施して、その募集を開始した。

 応募資格については、法人/個人、誰でも応募を受け付けるとしていて、1人1点のみ応募可能。応募締切は、8月20日20時で、9月上旬に審査を終え、採用された人に連絡される。採用された作品には賞金30万円が贈られる。

 新ロゴ公募の理由としては、「現在使用中のロゴは古い羽ペンをモチーフとしたものです。これはCOTYが日本を代表するメディアで構成される実行委員会、自動車に対し深い造詣を持つ選考委員会からなることが理由と考えます。つまり自動車ジャーナリズムの何ものにも左右されない公明正大な立場を表現したものだと考えられます。しかし自動車を想起させる要素が何もないことも事実でした。一見して何の賞だかわからない、当たり障りのないデザインだったのです。新ロゴではこの点を改めたいと思います。100年に一度という変革期を迎える自動車界ではあるものの、パワーユニットの如何に関わらず、他の工業製品には求め得ない自動車独特の魅力を表現してもらいたいと思います」としている。

 新ロゴに求めるものとしては、「自動車は知と情熱の産物です。加えて人生にダイナミズムを与えてくれる存在でもあります。エネルギッシュであり、情感にも訴えかける。美的なこだわりも兼ね備える商品です。自動車が持つそういった多面的な特質と魅力。その一部分でも新しいロゴが象徴してくれることを望みます。移動の自由、スピード等、人間が持つ普遍的な憧れを想起させるスタイリッシュなイメージが好ましいと思います。自動車を構成するシンボリックな構成要素、例えば車輪やメーター等をモチーフに用いる手法もあるかもしれませんが、もちろんそれに限りません」としている。

 そのほか、応募に関する詳細については、公式Webサイトの情報を確認していただきたい。