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レイズ、強度・剛性面を大幅改良した鍛造最軽量ホイール「CE28N-plus」

2023年7月14日 発売

9万6800円~11万円/本

レイズの新作ホイール「CE28N-plus」装着イメージ

 レイズは7月14日、ボルクレーシング(VOLK RACING)シリーズ最強の剛性を誇る「TE37」と並び、とくに軽量性の追求を使命としてきた「CE28N」の強度・剛性面を大幅に改良したアップデートモデル「CE28N-plus」を発売した。カラーはダイヤモンドダークガンメタとシャイニングブロンズメタルの2色で、サイズは18×7.5J~18×11Jがあり、価格は1本9万6800円~11万円。

 CE28Nは誕生から現在に至るまで、数々の派生モデルを生み出し、適時マイナーチェンジを重ねてきたモデルで、圧倒的な軽量性能に根ざしたホイールパフォーマンスの優位性と、装着する車両を選ばないデザインの普遍性により、高い人気を獲得してきた。

装着イメージ
カラー:ダイヤモンドダークガンメタ

 今回、新たに登場する「CE28N-plus」は、昨今の車両の重量増加やハイパワー化に対応すべく、強度・剛性面を大幅に改良したアップデートモデルで、スポークやリムの形状・厚みなどを最新の強度解析技術をもって見直し、その設計を全面リニューアル。CE28Nのデザインベースは踏襲しながらも、ディテールの処理、実質的な体幹の強さにおいて、完全なるフルモデルチェンジを実施。世界最高峰のレースで培った技術を惜しみなく注ぎ込んだという。

カラー:シャイニングブロンズメタル
サイズごとに最適化した立体的なフェイスシルエットに仕上げている

 ひと目でCE28Nと分かる10スポークレイアウトを採用し、センターパートのスパルタンな意匠は従来モデルのまま。かつ、スポーク、リムの断面形状を刷新し、ウェル部をウェーブ状に処理するなど、軽量化と剛性向上を両立させる設計を採用。また、センターパートのナットホールのティアドロップ形状を、より大きく深くすることで軽量化をうながし、肉抜き穴を採用しないことで剛性強化にも実現。

ナットホールのティアドロップ形状は、より大きく深くすることで軽量化
スポークとリムの断面形状を刷新し、ウェル部をウェーブ状に処理するなど、軽量化と剛性向上を両立させている

 さらに装着する車両に合わせてFACE1~FACE4のディスクパターンを設定し、サイズごとに最適化した立体的なフェイスシルエットを与えるとともに、ビッグキャリパーにも対応させた。

フェイスパターン