パイオニア、車載機器の音声案内に関する調査 4割以上が「音声で操作できる機能が欲しい」と回答

音声案内をしてほしいと思う有名人1位は福山雅治さん。声優ボイスも人気

　パイオニアは7月26日、クルマを保有・運転する男女1000名を対象に、「車載機器の音声案内に関する調査」の結果を発表した。

　運転中に助手席から言われたらうれしい言葉ランキングでは、「車線変更や信号変更に関するアナウンス」が第1位となり、交通状況や車線状況に応じてサポートする助手席からの声がけがうれしいとの声が多く上がったとのこと。

運転中に言われたらうれしい言葉

　また、運転しながらカーナビやスマートフォンのナビアプリの操作を行なうことは安全性の観点から禁止・制限されているため、「運転中にカーナビの操作ができない」といった不満を感じている回答者も4割以上におよんだという。さらに、回答者の4割以上が自身のクルマや車載機器に対して「音声で全て操作できる機能が欲しい」と回答し、安全で簡単に操作できる音声機能を求める人が多いと推察される。

　そのほかにも、使用しているカーナビやスマホのナビアプリに対して、「データがアップデートされていない」「案内されるルートの精度が低い」という点についても4割以上のドライバーが不満を感じており、安全で快適に運転するためのサポートとして、最新データへのアップデート、最適ルートによる案内が求められていることが分かったとしている。

使用しているカーナビ・スマホアプリの悩み、不満の度合い

クルマや車載機器の音声機能に関して、操作を音声で完結できることが魅力的だと考える人が4割を超える

　なお、運転中に音声案内をしてほしいと思う有名人の質問では、1位に福山雅治さん（25票）、2位に綾瀬はるかさん（14票）、3位に有村架純さん（11票）という結果となったとのこと。また、87名が「声優」や声優名を回答しており、声優ボイスによる音声案内のニーズが高いとした。

運転中に音声案内をしてほしいと思う有名人（上位7名）

　パイオニアは、次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、クルマWi-Fiなど多彩な機能を搭載し、運転中のあらゆる場面で会話を通じてドライバーをサポートする世界初のAI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」を開発。スマート音声ナビでは、目的地の検索から案内、運転中のルート情報確認まで声で操作や案内を行ない、運転中に画面の閲覧や操作が必要なく、安全でスムーズなドライブを実感できるという。

　また、「通信」によりサービスや機能の追加・更新を行なうため、継続的にユーザーの使い勝手や体験価値が向上し、常に最新のカーライフが送れるとともに、自分好みのドライビングパートナーが助手席でナビゲートしてくれるような体験ができるとした。