レクサスが開発中のステアバイワイヤシステム搭載「RZ」にスーパー耐久オートポリスで乗ってみた 先着順で誰でも試乗可能

レクサスが開発中のステアバイワイヤシステムに試乗可能

　7月29日～30日の2日間にわたってスーパー耐久第4戦がオートポリス（大分県日田市）で開催されている。この第4戦オートポリスでは液体水素カローラが参戦することでも話題になっているが、レクサスは「RZ450e」「RX OUTDOOR CONCEPT」「ROV CONCEPT 2」を展示。さらに一般向けに特別な試乗会も用意していた。

　その特別なイベントとは、レクサスが開発中のステアバイワイヤシステムを搭載した「RZプロトタイプ」に試乗できること。先着順かつ無料で試乗でき、ステアリングとタイヤの切れ角を電気信号でコントロールする新時代のステアリングシステムを体感できる。

レクサスが開発中のステアバイワイヤシステム搭載「RZ プロトタイプ」

　試乗コースはイベント広場に設けられた、やや狭めのもの。その狭いコースでステアバイワイヤシステムのステアリング感覚を試すことができる。実際にコースを体験してみたが、狭いがゆえにステアリングを切る必要があるが、これまでの機械式と異なり、途中からぐぐっと向きが変わっていく。なんとも異次元の感覚を味わえる。

試乗枠。無料かつ先着順のためお早めに

イベント広場に展示されている「ROV CONCEPT 2」なども見ることができる

　プロトタイプのため完成品ということではなく、いろいろな人に乗ってもらっての意見も集めているようだ。実際、記者自身も以前に乗ったプロトタイプよりも質感が上がっていることを確認できたし、ステアリングの感触などはもう一段上げていくとのこと。

　このような機会はあまりないので、オートポリスに行く機会があったらイベント広場に立ち寄って、ぜひ試乗を申し込んでみていただきたい。