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F1日本GP直前のフェルスタッペン選手や角田選手などが登場 ホンダ&レッドブルが相撲と掛け合わせたイベント開催

2023年9月20日 開催

「FORMULA 1 Honda&Red Bull Welcome Event in Tokyo」が開催された。相撲と掛け合わせたイベントなので、ドライバー紹介も相撲風味

 F1日本GPを週末に控えた9月20日、本田技研工業とレッドブルは「Zepp Shinjuku(TOKYO)」(東京都新宿区)で、「FORMULA 1 Honda&Red Bull Welcome Event in Tokyo」を開催した。

 このイベントは「レーススポーツの最高峰に位置する『F1』と、日本の国技の『相撲』を掛け合わせ、日本ならではのコンテンツをお届けします」と、趣向を凝らしたもの。参加ドライバーはOracle Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペン選手とセルジオ・ペレス選手、Scuderia AlphaTauriの角田裕毅選手、リアム・ローソン選手の4名。そして力士俳優の澤田賢澄氏(四股名:千代の眞)、田代良徳氏(四股名:東桜山勝徳)。なお観覧は抽選&有料となっており18歳以上のみが応募可能で、募集人数はVIPエリア(30名)と一般エリア(400名)となっていた。

イベントが開催されたZepp Shinjuku (TOKYO)
参加者には新発売のマスカットフレーバーのレッドブルや両チームのロゴが入った手ぬぐいがプレゼントされた
のぼりがシュール

 ミラーボール輝くライブホールにのぼりが並ぶアンマッチ感あふれる会場に、寄せ太鼓の呼び込みにより4名のドライバーが登場。集まったファンにあいさつした。

寄せ太鼓による呼び込みでイベントがスタート
ドライバーが登場
レッドブル、アルファタウリのドライバーが集合

 ローソン選手は「今、私は日本でスーパーフォーミュラでも走っておりますので、少し日本のことは知っているんですけれども、今日、改めてF1ドライバーとしてお会いすることができて大変うれしく思っております」とコメント。

 角田選手は「本当にここに来るのが楽しみで、もう1年間ずっと待ってました。普段、日本とかなり離れて戦っているので、こうやって日本のムードというか、日本の雰囲気を味わえて、皆さんと一緒にシェアできて、本当にうれしいです」と喜びを語った。

 ペレス選手は「また日本に来ることができて大変うれしく思っております。本当に日本人のファンの皆さんのサポートは素晴らしいと思っておりますので、今週もこちらに来られて光栄です。今年もよろしくお願いいたします」とコメント。

 フェルスタッペン選手は「皆さん、お越しいただき本当にありがとうございます。わざわざ会いに来てくださったということなんですけれども、僕は東京、日本にまた来られてとてもうれしく思っております。今週も素晴らしいレースをみんなに見せたいと思っておりますので、ぜひ応援に来ていただきたいと思います」と語った。

リアム・ローソン選手
角田裕毅選手
セルジオ・ペレス選手
マックス・フェルスタッペン選手
田代良徳氏(写真左)と澤田賢澄氏(写真右)

 最初のプログラムは「ガチンコ!四股体験」。F1ドライバーに何をやらせてるんだ、という気がしないでもないけれど、まずはステージの上で練習。その後、客席内に設けられた特設の土俵で本番となった。角田選手はしっかり足を上げて四股を踏んでいたものの、フェルスタッペン選手とペレス選手は少し照れがある様子で控えめな四股を披露していた。

四股対決
特設の土俵上でも。勝負といいつつ勝敗は付かなかった

 続いては小さなラジコンを使っての相撲によるチーム対決、その名も「ラジコン相撲新宿場所」。レッドブルの両ドライバーは勝負となると血が騒ぐのか、MCや進行を無視して遊び始め、ついには足まで出る始末だったが終始笑顔だったのが印象的。結果はレッドブルチームがアルファタウリ、力士チームを退け勝利を手にした。

ラジコン対決
ラジコンはマシンを模した小さなモノ
レッドブルの2人は終始楽しそうな雰囲気だった
勝利を喜ぶペレス選手
喜ぶフェルスタッペン選手

 3戦目は「手押し相撲新宿場所」。力士対ドライバーという体格(体重)差がかなりある勝負だったものの、ローソン選手以外は見事に勝利。力ではなくバランス感覚の確かさを垣間見せた結果となった。

手押し相撲対決。残念ながらローソン選手は負けてしまった
ローソン選手に助言を求めるような角田選手
真剣な表情で挑むペレス選手
フェルスタッペン選手もローソン選手をチラリ

 ドライバーによるガチンコ対決の後は参加者を交えたクイズ大会を実施。優勝者にはドライバーがサインをしたのぼりがプレゼントされた。

 最後に日本GPへの意気込みを各ドライバーが語り、イベントは終了となった。

 ローソン選手は「皆さん、今日は本当にお会いできて本当うれしく思っております。ありがとうございます。そして、今週末は鈴鹿サーキットでのF1日本GPで、僕も小さいときからずっと見ていた(レースに)、今週末は僕も参戦することになりました。どうぞ応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

 角田選手は「皆さん、今日はありがとうございました。鈴鹿ではほんとに楽しみにしていますし、ちょうど今アルファタウリはシンガポールでいいクルマになってきたので、鈴鹿は本当に楽しみです。去年はポイントで終われなかったんですけど、今年はポイント目指して、なんならもちろん表彰台を目指して頑張っていこうと思っています」とコメント。

 ペレス選手は「皆さんにもぜひ、週末は鈴鹿サーキットでお会いできればと思っておりますし、ファンの皆さんが本当に喜んでくださるようなパフォーマンスをお見せしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。

 フェルスタッペン選手は「僕は鈴鹿サーキットが本当に最も好きなサーキットですので、今週末に走ることができてとてもうれしく思っております。もちろん、勝つためにベストを尽くしたいけれども、それだけではなく、今週末はコンストラクターズタイトルを私たちのチームが狙っているので、鈴鹿で獲得できたらいいなと思いますし、プラス、表彰台に上がりたいと思っておりますので、皆さんも一緒に応援してください。お願いいたします」とコメントした。

4人のドライバーにはっぴがプレゼントされた