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横浜ゴム、ジオランダー初のオールシーズンタイヤ「ジオランダー CV 4S」 M+S&スノーフレークマークを全サイズ獲得

2023年10月末 発売

オープンプライス

クロスオーバーSUV向けオールシーズンタイヤ「GEOLANDAR CV 4S」

 横浜ゴムは、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」の新商品として、クロスオーバーSUV向けオールシーズンタイヤ「GEOLANDAR CV 4S(ジオランダー・シーブイ・フォーエス)」を10月末に発売する。発売サイズは225/55R19 99V~225/65R17 102H の5サイズで、価格はオープンプライス。

 ジオランダーシリーズは現在ハイウェイテレーンからマッドテレーンまで幅広い路面に対応する商品を展開しており、クロスオーバーSUV向けの商品ではグランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058」、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けの「GEOLANDAR X-CV」、中・大型SUV向けの「GEOLANDAR H/T G056」をラインアップするが、今回のジオランダー CV 4Sにより初めてオールシーズンタイヤが加わることとなった。

路面適合表

 ジオランダー CV 4Sでは新開発の非対称パターンとコンパウンドにより、ドライ性能をはじめ高いウェット性能と雪上性能を実現。急な降雪にも対応可能なことを示す「M+S(マッド&スノー)」規格、国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」を全サイズで獲得しており、冬用タイヤ規制、チェーン規制時でも走行可能なタイヤとして認められている。

 デザイン面では同社のオンロード指向のオールシーズンタイヤとして初めてサイド部にブロックを配置しており、SUVにふさわしいパワフルなデザイン性も備えた。

 トレッドパターンでは専用開発の非対称パターンにより、IN側は溝面積比率を高めることで高い排水性に寄与し、アグレッシブなブロックパターンでトラクションを高め、OUT側は接地面積を大きくし、リブブロックが操縦安定性に寄与。また、「4 ジグザググルーブ」は外側の太い溝によって高い排水性を発揮し、ジグザグ溝によりスノートラクションを高めるとともに、内側の細い溝がエッジ効果を高め、スノートラクションを向上。さらに「オプティマイズド ラググルーブ」で排雪・排水性能を高め、ウェット、スノー路面での高いトラクション性能を確保したほか、「3Dサイプ」によりブロックの倒れ込みを抑制してエッジと剛性を両立しており、耐摩耗性能とドライ性能に寄与させているという。

 コンパウンドにはマイクロシリカを配合し、ドライ性能と操縦安定性を向上させたほか、新配合のポリマーによってドライ、ウェット、スノーなどさまざまな路面でのトラクション性能を高めている。

発売サイズ
YOKOHAMA「GEOLANDAR CV 4S」(5分57秒)

【追記】「GEOLANDAR CV 4S」は、冬用タイヤ規制もしくは普通タイヤチェーン規制の場合は走行可能ですが、全車チェーン規制の場合は、いかなるタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)もチェーン装着が必要です。