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JVCケンウッド、日産「リーフ」の使用済みバッテリを再利用したポータブル電源「IPB01G」先行予約開始

2023年10月30日 先行予約開始

オープンプライス

JVCが発売する日産のEV「リーフ」の使用済みバッテリを再利用したポータブル電源「IPB01G」

 JVCケンウッドは10月30日、KENWOODブランドより発売を予定しているEV(電気自動車)の再生バッテリを利用したポータブル電源「IPB01G」の先行予約を、公式オンラインストア「JVCケンウッドストア」で開始した。価格はオープンプライスだが、JVCケンウッドストアでは17万500円。商品の出荷は11月下旬の予定。

 ポータブル電源「IPB01G」は、累計65万台以上を販売する日産自動車のEV「リーフ」の再生バッテリを使用し、車載用バッテリの利点を最大限に生かした仕様を実現したモデル。車載用バッテリを利用しているため、使用温度範囲が広く、夏場・冬場の車内での使用や保管を可能とした。

 また、自己放電が少なく長期保管が可能なため、災害時などの非常用電源にも適しているほか、EVのリユースバッテリを利用することでバッテリ製造時のCO2発生を抑えられ、持続可能な脱炭素社会の実現にも貢献しながらビジネスシーンから防災、屋外レジャーまでさまざまなシーンで活用できるとしている。

ポータブル電源「IPB01G」の主な特徴

・車載可能:暑さや寒さに強く-20℃~60℃の環境において車内での使用や保管が可能
・長期間保管可能:自己放電が少なく長期保管が可能なため、災害時などの非常時用電源としても活用できる
・繰り返し充電可能:約2000回の繰り返し充電に対応し、長期間の使用が可能
・2023年度「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞

日産のEV「リーフ」