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アストンマーティン、110周年を記念するイベント「ASTON MARTIN ARCADIA」金龍山浅草寺で開幕
2023年11月17日 19:13
- 2023年11月17日~19日 開催
アストンマーティンは11月17日~19日に「ASTON MARTIN ARCADIA TOKYO 2023」を開催。17日~18日には「ASTON MARTIN GATHERING DAY」と題したコンクール・デレガンスが金龍山浅草寺で行なわれている。
ASTON MARTIN ARCADIAは、2年に1度開かれるAPAC地域のオーナーの集い。ASTON MARTIN GATHERING DAYでは1940年代以前のモデルや6気筒ヘリテージカー、V8ヘリテージカー、DBシリーズ、Cygnet、V12スピードスター、DBS、DBX、Vulcan、One-77、Aston Martin Valkyrieなど、110台以上のモデルが集結。17日の午前中に行なわれたメディアプレビューでは、雨の影響で車両にカバーがかけられていたため、全ての車両を見ることはできなかったが、ミッドエンジン・ハイブリッドのヴァルハラや、2023年Formula One レプリカ、オープンコクピットのDBR22、DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション、Valour(ヴァラー)など、ゲイドンで製造されたユニークなモデルも展示されている。
メディアプレビューでは、アストンマーティン APAC リージョナルプレジデントのグレゴリー・アダムス氏が登場してイベントの概要を説明するとともに、「このイベントは私たちが過去を振り返りつつ、次の110年に向けてこの愛すべきブランドを110年来のオーナー、ファン、友人たちとともに祝いすることを楽しみにしています」と話した。
また、今回のイベントのために来日したというグローバルチーフブランド&コマーシャルオフィサーのマルコ・マティアッチ氏は、日本に対して「ハイブランドに関して洗練された理解を持つ国」と印象を述べ、「この場にいられることが本当にうれしい」と語った。続けて、レーシングチームとして生まれたアストンマーティンとF1は深い関係にあると話し、F1によってアストンマーティンブランドには信じられないほどのパラダイムシフトがもたらされ、英国の伝統に加えてパフォーマンスを取り入れることができたと話し、「パフォーマンスとは私たちがF1から受け継いでいるマインドセットでもあり、ドライビングエクスペリエンスに迫力を与えるような素晴らしい製品をドライバーのために決して諦めずに開発し続けることを意味しています」と述べた。さらに、日本はとても重要な市場であると言い、アストンマーティンの素晴らしいコミュニティ(集まり)ができているとした。
メディアプレビューの最後には、アダムス氏が「今回とても光栄なことに、金龍山浅草寺で初めて車両を展示させていただくことができました。金龍山浅草寺は約1400年もの歴史があるため、これまでの歴史だけでなく、これからの未来についてをも示すことができます」と語り、過去と未来を示す今回のイベントにふさわしい場所だとした。
なお、17日の午後には来場者による最も美しい1台を選ぶ一般投票が行なわれ、18日の午前中に予定されている表彰式で結果を発表。表彰式後には東京近郊でのオーナーズパレードや、富士スピードウェイホテルでのガラ・ディナーやチャリティオークションなども予定されている。
さらに、19日にはAPACで過去最大規模というアストンマーティンオーナーが集うイベント「ASTON MARTIN TRACK DAY」を富士スピードウェイで開催。グリッドウォークやモデル/カテゴリー別のドライビングセッションが行なわれるほか、ピットではヘリテージ・ミュージアムも開催が予定されている。この19日のトラックデイは一般公開され、チケットはイープラスで発売されている。価格は入場券が3000円/人、駐車券が1000円/台。
ASTON MARTIN ARCADIA TOKYO 2023スケジュール
ASTON MARTIN GATHERING DAY1・2(浅草寺)
・11月17日
13時~19時:コンクール・デレガンス 一般観覧・一般投票
・11月18日
10時~12時:コンクール・デレガンス 表彰式
13時~14時:アストンマーティン オーナーズパレード 浅草寺出発
夜:ガラ・ディナー、チャリティ・オークション(富士スピードウェイホテル、招待客限定)
ASTON MARTIN TRACK DAY(富士スピードウェイ)
・11月19日
9時~10時:オープニングセレモニー/グリッドウォーク
10時~17時:Track Day、Aston Martin Museum、グッズ販売、など