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ダンロップ、二輪用タイヤ「スポーツマックス Q5A」 オールラウンド性能とアグレッシブなパターンデザインを融合

2024年2月 発売

オープンプライス

ダンロップの二輪用新タイヤ「スポーツマックス Q5A」

 ダンロップ(住友ゴム工業)は、スポーツ性能を追求しながらも幅広い走りに対応するモーターサイクル用スポーツラジアルタイヤ「SPORTMAX Q5A(スポーツマックス キューファイブエー)」を2024年2月に発売する。サイズはフロントが110/70R17M/C 54H~110/80ZR18M/C(58W)の6サイズ、リアが140/60R17M/C 63H~160/60ZR18M/C(70W)の13サイズで、価格はオープンプライス。

 SPORTMAX Q5Aは、「無限の可能性への挑戦、“A”の称号」をコンセプトにしたオールラウンドスポーツタイヤで、「A」はAll-round(オールラウンド)の頭文字。従来品「SPORTMAX Roadsport2」が持つオールラウンド性能を向上させつつ、ハイグリップタイヤ「SPORTMAX Q5」のアグレッシブなパターンデザインを融合することで、軽快なハンドリングとロングライフを実現したほか、ドライ&ウエットグリップの性能を高次元で両立させた。さらに、幅広いユーザーに対応するため、豊富なサイズをラインアップした。

 ショルダー部とセンター部に異なるトレッドコンパウンドを配置する「3分割マルチプルトレッド構造」を採用し、ショルダー部にはドライグリップ重視のレース用微粒子カーボンを、フロントセンター部にはウエットグリップ重視のHi SILICA X(ハイシリカ・エックス)を、リアセンター部にはウエットグリップと摩耗性能を両立したHi SILICA(ハイシリカ)を配合することで、強力なコーナリンググリップとウエット性能、ロングライフを実現させた。

ショルダー部とセンター部に異なるトレッドコンパウンドを配置する「3分割マルチプルトレッド構造」を採用

 加えて、フロントにアラミドベルトを0度でスパイラルに巻いたJLB(ジョイント・レス・ベルト)構造を採用。同社従来品比で約6%の軽量化に成功し、軽快なハンドリングと快適な乗り心地を実現した。

 そのほかにも、トレッドセンターからショルダーにかけて角度を変化させたロンググルーブパターンを最適に配置することで、ドライハンドリングとウエットでの排水性を高次元でバランス。また、接地端付近のパターンを細溝化し、剛性を高めることで耐偏摩耗性を向上させ、ストリートやツーリングで摩耗が進行した後のハンドリング変化を抑制する。

乗り心地シミュレーションのイメージ
角度を変化させたロンググルーブパターンを最適に配置した(画像はイメージ)
オンロードラジアルタイヤのポジショニングイメージ表
「スポーツマックス Q5A」サイズ一覧
SPORTMAX Q5A プロモーションムービー(2分28秒)