ニュース

KINTO、「プリウス」Uグレード用アップグレードアイテム第2弾「12.3インチDA」「自動防眩機能付きインナーミラー」

2023年12月6日 発表

進化する車両として「アップグレードレディ設計」を組み込んだKINTO専用プリウス「U」グレードのアップグレードアイテム第2弾

納車したあとでも愛車をグレードアップできる特徴のUグレード

 KINTOは12月6日、進化する車両として「アップグレードレディ設計」を組み込んだKINTO専用プリウス「U」グレードのアップグレードアイテム第2弾として、これまでZグレードのみ標準装備となっていた「12.3インチDA(ディスプレイオーディオ)」「自動防眩機能付きインナーミラー」の追加を発表した。注文は専用アプリからでき、支払いは一括と月額利用料への加算の2パターンから選択可能。

 一般的にクルマは走行距離や劣化などに応じて価値が下がっていくが、KINTOでは納車後も車両価値が下がらない施策を検討。その結果、トヨタの持つ技術を生かして、「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」を通じてクルマの価値を維持でき、新型車をよりリーズナブルに提供できるサービスプラン「KINTO Unlimited」を2023年1月に発表し、プリウスにUグレードを設定した。

新車をよりリーズナブルに利用できる新サービスプラン「KINTO Unlimited」に対応するのがプリウスのUグレード

 Uグレードは、納車前にあらかじめPVM(パノラミックビューモニター)用のカメラ配線や、BSM(ブラインドスポットモニター)用配線をボディ内に通したり、センサーユニットの取り付け用台座をあらかじめ装着したりしておくことで、機能追加の依頼があった際も作業時間と費用を大幅に抑えられるのが最大のポイントとなっている。

2つのアップグレードアイテムを追加

 アップグレードアイテムの第2弾として追加される12.3インチ ディスプレイオーディオでは、鮮明な地図描画と美しい映像を映し出す高精細HDディスプレイを、Uグレードに標準装備の8インチから12.3インチへとサイズアップ。表示領域が横に大きく広がり、より直感的に操作できるインターフェースへアップグレード可能とした。価格は一括支払いで14万8500円、KINTOの月額利用料への加算の場合は4180円/月。

標準装備の8インチ
アップグレードの12.3インチ

 また、自動防眩機能付きインナーミラーは、後続車のヘッドライトの光度に応じて、反射光を自動的に減少させるミラー。Uグレード標準装備の手動防眩ミラーはレバー操作での切り替えが必要となるが、自動防眩ミラーは自動で切り替えを行なうため、運転に集中できてより快適で安心なドライブが可能になる。価格は一括支払いで1万6500円、KINTOの月額利用料への加算は440円/月。

自動防眩機能付きインナーミラーならより運転に集中できる

 なお、2023年6月から提供しているハードウェアのアップグレードに関して、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストパーク(リモート機能付き)」は、従来Zグレードにのみ標準装備されていたが、Uグレードでも選べるようになっている。

アドバンストパークの利用イメージ
これまで追加メニューに加えてきた機能と価格