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国交省、12月17日~18日の大雪に対する緊急発表 20日以降の強い寒気にも注意を呼びかけ

2023年12月15日 発表

大雪に警戒が必要な時間帯

 国土交通省は12月15日、大雪に対する緊急発表を行ない、12月17日~18日は冬型の気圧配置で大荒れの天気になり、北日本の日本海側や北陸地方で局地的に積雪の強まる地域があるとともに、北陸地方では今季初めての大雪となる可能性があるとして、大雪の場合は不要不急の外出を控えるように注意を呼びかけた。

 大雪が予想される地域では、公共交通機関でも大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生する恐れがあるといい、やむを得ず自動車を運転する場合は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行や早めの装着の徹底、スコップや砂といった冬用装備を携行するほか、広域迂回の実施や通行ルートの見直しを提案している。

降雪量

 また、2022年12月17日からの大雪の際にも雪が降ってから数日後の朝から長時間にわたって立ち往生車両が発生した事例があるとのこと。大雪の場合はテレワークの活用などを含めて不要不急の外出を控えてほしいとした。

 さらに、20日以降は再び冬型の気圧配置となり、17日~18日の期間よりもさらに強い寒気が流れ込む見込みとして、広い範囲で気温が平年よりかなり低くなり、大雪となる可能性があるため、今後の防災気象情報に留意するよう呼びかけた。

2022年12月17日からの大雪による立ち往生などの状況