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トライアンフ、新型スポーツバイク「デイトナ660」 ショーワ製高性能サスペンションやミシュラン最新タイヤを採用

2024年1月10日 発表

108万5000円~109万8000円

デイトナ660

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは1月10日、660cc3気筒エンジンを搭載した新型ミドルウェイトスポーツバイク「デイトナ(Daytona)660」を発表した。2024年3月中旬に入荷予定で、3種類のボディカラーを設定。価格はスノードニアホワイト/サファイアブラックが108万5000円、サテングラナイト/サテンジェットブラックと、カーニバルレッド/サファイアブラックが109万8000円。

 デイトナ660は、最高出力95PS/11250rpm、ピークトルク69Nmの80%以上を3125rpmから発揮する660cc3気筒エンジンを搭載し、レスポンシブな低速トルクやトップエンドまで続くトルクとパワーにより、スムーズで快適なライディングを両立したモデル。

デイトナ660

 バランスのとれた軽量シャシー、ショーワ製倒立式41mmフォークやプリロード調整式モノショックRSU(リモート式油圧プリロード調整機能)などを装備するほか、310mmツインディスクとメッシュホースのブレーキラインを備えたラジアル4ピストンブレーキと、ミシュランの新タイヤ「Power 6」を採用。そのほかにも810mmのシート高や、足つきをよくするスリムな車幅とシート形状、理想的なクリップオンバー、フットペダル位置などで快適な乗り心地を実現したとのこと。

 ライダー重視のテクノロジーも搭載し、コンディションに合わせてスロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定を最適化する3つのライディングモード(スポーツ、ロード、レイン)は、常に安心感のあるコントロールを可能にするほか、新たに急ブレーキ時にはハザードランプを自動で点灯させ、まわりのクルマやバイクなどに注意をうながす「緊急減速警告機能」も搭載した。

デイトナ660

 ツインLEDヘッドライトは中央部にエアインテークを装備。ボディカラーは3種類で、どのカラーもレースからインスパイアされた「660」グラフィックがサイドにあしらわれる。軽量5本スポークの鋳造アルミホイールは回転マスを低く抑え、レスポンスのいいハンドリングに貢献するという。

 また多機能メーターは、カラーTFTと白黒LCDディスプレイを一体化。コンパクトでスッキリとしたデザインで、情報が読みやすくなるように改良。ターンバイターンナビに加えて、電話や音楽との連動ができるオプション「My Triumph Connectivity System」にも対応し、全ての機能を多機能メーターに表示するだけでなく、スイッチギアでコントロール可能となっている。

スノードニアホワイト/サファイアブラック
サテングラナイト/サテンジェットブラック
カーニバルレッド/サファイアブラック

 専用のパフォーマンス、快適性、スタイル、実用性を自分好みにカスタマイズできる30種類以上の純正アクセサリーを用意していて、より個性的なレースパドックスタイルを求めるライダー用に、ボティカラー同色シートカウル、ワイヤリングロック用の穴開け済みオイルフィラーキャップ、パドックスタンドボビン、バーエンドフィニッシャー、リアブレーキリザーバーなどのビレット加工パーツなどを設定している。

 そのほかにも、グリップヒーター、シート下のUSBソケット、タイヤの空気圧モニタリングシステム(TPMS)などのオプションも用意。さらにタンクバッグとテールパックも設定し、スタイリッシュでありながら約20Lの積載量を確保できる。