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マイクロソフト、ルネサスのAI開発環境「AI Workbench」などオートモーティブワールド2024で紹介

2024年1月24日〜26日 開催

「AMD」を強調するマイクロソフトブース

 日本マイクロソフトは、東京ビッグサイトで開催中の「オートモーティブ ワールド 2024」(1月24日〜26日開催)に出展。ルネサス エレクトロニクスが2023年12月に発表したクラウドベースの車載AI開発環境「AI Workbench」など、マイクロソフトの「Azure」を活用したパートナー企業との取り組みを紹介している。

ルネサスは車載AIソフトウェアの開発環境「AI Workbench」を展示

マイクロソフトとルネサスの取り組みを紹介

 ルネサスの「AI Workbench」は、マイクロソフトのクラウドプラットフォームである「Microsoft Azure」のハイパフォーマンスコンピューティング技術を活用して、車載AIソフトウェアの開発ができるというもの。ユーザーは、パソコンに開発ツールをインストールしたり評価ボードを入手することなく、クラウド上のシミュレーションツールにより、性能評価(デバッグ)や動作検証(テスト)も可能になるという。

ルネサス エレクトロニクスが2023年12月に発表したクラウドベースの開発環境「AI Workbench」
Cognataのオートメーテッド ドライビング パーセプション ハブ
NEXTYのMBDプラットフォーム

 マイクロソフトブースを確認すると「Microsoft」のロゴと一緒に「AMD」のロゴが並んでおり、これはクラウド側に用意するハイパフォーマンスコンピューティング技術にAMDの技術が採用されていることを強調したもの。ルネサスとの取り組み例のほか、Cognataのオートメーテッド ドライビング パーセプション ハブや、NEXTYのMBDプラットフォームを紹介している。

車載向け最新技術を紹介するAMDブース

 マイクロソフトブースで存在感を示すAMDについても、AMD独自にブースを出展しており、車載インフォテインメント、ADAS(先進運転支援システム)、自動運転など、「Ryzen」「Zynq」などを活用するパートナー企業とともに、同社の最先端テクノロジーを紹介している。

AMDのブース

【訂正】記事初出時の展示内容について出展者より訂正がありました、記事についても内容を訂正させていただきます。