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ヤマハ、ゴルフカーに水素エンジンを搭載した「DRIVE H2」世界初公開

2024年1月25日 発表

水素エンジン搭載ゴルフカーのコンセプトモデル「DRIVE H2」

 ヤマハ発動機は1月25日、水素エンジン搭載ゴルフカーのコンセプトモデル「DRIVE H2」を米フロリダ州で開催中のゴルフ業界最大級イベント「PGAショー」で世界初公開した。

 同モデルは、連結子会社で米国でゴルフカー販売を行なう「Yamaha Golf-Car Company (YGC)」が開発したもので、米国を中心に世界各地で販売している4人乗りゴルフカー「DRIVE2 CONCIERGE4」をベースにした。

 水素エンジンは既存の技術を活かせると同時に燃焼時CO2を排出しない内燃機関であるため、同社でも従来の知見と脱炭素を両立できる可能性を秘めた技術として、研究・開発を進めているもの。車両には気体用高圧水素タンク2本(各25L)を、運転席下と後部座席背面に搭載した。

 同社では、水素エンジンを搭載したコンセプトモデルとして、発電機、ROVなどをこれまでに発表しているが、今回のイベント出展により、ヤマハ発動機グループの脱炭素実現に向けた新たな挑戦を世界に発信していく。