ヤマハ、英LolaとフォーミュラEにおけるテクニカルパートナーシップ契約

　ヤマハ発動機は3月28日、英Lola Cars LtdとABB FIA フォーミュラE世界選手権における高性能電動パワートレーン開発・供給に関するテクニカルパートナーシップ契約を締結したと発表した。

　LolaはフォーミュラEに出場するレーシングチームに供給が可能な車体パッケージ開発を進めており、ヤマハはテクニカルパートナーとしてLolaと協力しながら電動パワートレーン（動力ユニット）を開発・供給する予定。

　Lolaは英国の老舗レーシングカー開発会社で、数々の国際自動車レースで活躍した車両を世に送り出してきた。サステナブル・モータースポーツを掲げ、電動レース技術獲得を目的に、フォーミュラE規格に準拠した車体パッケージの開発・供給を計画しているという。

　ヤマハとしては、全社環境目標として2050年までにスコープ3におけるカーボンニュートラルを達成することを掲げており、持続可能な社会の実現に向けて今後もサステナビリティに寄与する技術の研究・開発を推進していくとしている。