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マツダ、ロードスター2.0リッターモデルなど3台で2024年スーパー耐久シリーズ参戦

2024年4月18日 発表

マツダが2024年スーパー耐久シリーズの参戦体制を発表した

 マツダは4月18日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEに「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」「倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」の3台で参戦すると発表した。

 マツダは、持続可能な地球の未来に貢献する技術開発を進めながら、人を中心に置き、“動くことへの感動”が「いきいきとする体験」へとつながるようなクルマ創りを行なっていて、モータースポーツにおいては「共挑(きょうちょう)」をテーマに、スーパー耐久シリーズST-Qクラスに参戦する他の自動車メーカーと共に、カーボンニュートラル燃料を使用する車両で実証実験を行ない、将来にわたって持続可能な自動車社会のあるべき姿を追求し、時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発、認知拡大を目指した活動を続けている。

 そして2024年シーズンも、昨年同様下記の3台でスーパー耐久シリーズへ挑む。

2024年スーパー耐久シリーズの参戦体制

55号車 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept(ST-Qクラス)

ST-Qクラスに挑む55号車 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept

 廃食油ベースの「水素化植物油(HVO)」100%の次世代バイオディーゼル燃料を使用しながらさまざまな技術に挑戦し、カーボンニュートラルと「人を育て、技術を鍛える」ことを目標にST-Qクラスに挑む。

・チーム代表:前田育男氏
・チーム監督:木田努氏
・プロレーシングドライバー:井尻薫選手、関豊選手
・社内ドライバー:前田育男氏、寺川和紘氏
・メカニックチーム:HM RACERS(広島マツダ)

12号車 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept(ST-Qクラス)

ST-Qクラスに参戦する12号車 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept

 2024年シーズンはトヨタ自動車、SUBARUと共に開発した燃料を使用しながら、将来のスポーツカー開発も視野に入れた取り組みを行ない、カーボンニュートラルと「人を育て、技術を鍛える」ことを目標にST-Qクラスへ参戦。

・チーム代表:前田育男氏
・チーム監督:木田努氏
・プロレーシングドライバー:阪口良平選手、堤優威選手
・社内ドライバー、川田浩史氏
・メカニックチーム:FLAT OUT WORKS

120号車 倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(ST-5クラス)

ST-5クラスに参戦する「倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」

 2023年から参加型モータースポーツの盛り上げを目指し新たに始動した「倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム」の1つ、マツダが協賛している2つのグラスルーツモータースポーツで優秀な成績を収めたドライバーが、スーパー耐久シリーズにチャレンジするプログラム「スーパー耐久レースへの道」で選ばれたドライバーが120号車でST-5クラスに参戦する。

・チーム代表:前田育男氏
・チーム監督:檜井保孝氏(ファーストレスポンダー)
・チャレンジプログラム選抜ドライバー:上田純司選手、箕輪卓也選手、織田祥平選手、本多永一選手、久米田昴選手、松原泰世選手
・メカニックチーム:オーバードライブ